あの繁盛してるコロッケ屋さんはなぜ倒産しそうなのか
ワタナベさんです。
【自分ブランドを作るだけで人生が変わる】
をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わったパーソナルブランディング法をデータ化し、10,000人以上の売上や集客を上げたい店舗経営者や個人事業主に提供しています。
とあるとても繁盛している、コロッケ屋さんがありました。
オーソドックスなコロッケを主軸に、昔から根強いファンがいる行列ができるお店です。
そんな人気のコロッケ屋さんですが、店主が高齢になってきているので引退し息子にお店を引き継いだそうです。
もちろんコロッケのレシピなど、全て引き継ぎ、息子は同じ味を提供できるようになりました。
そして息子が店を運営するようになったのですが、徐々に客足が遠のいていってしまったそうです。
不思議に思った店主は、息子の作ったコロッケの味を確かめてみると、味はちゃんと出せており問題ありませんでした。
場所は変わっていませんし、集客も同様です。
では何が要因だったのでしょうか?
コロッケはレシピ通りに作っています。
お店の場所も営業時間も同じです。
違うのはコロッケを作った店主と息子、人が違うということだけです。
作る手順は同じなのに、コロッケは同じなのに売り上げに差が出ています。
その要因は何かというと・・・
店主にどんな感じで日々店にいたかを聞いたら、こんなふうに答えました。
毎日いろんなお客様と話すのが楽しかった。
要は毎日コミュニケーションをし、人間関係ができていたのです。
一方、息子はというと、黙々とつくったコロッケを販売するだけ。
なんなら少し、無愛想目でした。
商品は同じなんですが、お客様と他人だったということですね。
それから考えると、お客様は誰から買うのかを重視して買っていたといっても過言じゃないですよね。
そしてこれが集客の差として、お店の売上として、表れてきたということですね。
さあコロッケじゃなかったとして、あなたも同じ境遇になったとき・・・
これでもテクニックや裏テク、ノウハウにこだわって、斬新なもの斬新なものを探す日々を送りますか?
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