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有吉弘行の人気が落ちないブランディングの秘密

ワタナベさんです。
【自分ブランドを作るだけで人生が変わる】
をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わったパーソナルブランディング法をデータ化し、10,000人以上の売上や集客を上げたい店舗経営者や個人事業主に提供しています。


全局でMC番組を持つほど、依然として大人気の有吉弘行さん。


毒舌芸能人で再ブレイクしてから、落ちることなく人気が上がり続けているのは、多くの人の知るところでしょう。


他の一発屋芸人や、人気がなくなっていく芸能人とどのような違いがあるのでしょうか?


実は有吉弘行さんは他の芸能人と違って
かなり秀逸なブランディング
をされまくっている方なのです!


以前も有吉弘行さんのブランディングについては、いくつか紹介させていただきました。


今回はまた違う角度で、有吉弘行さんの
人気が落ちないブランディングの秘密
を解説したいと思います。


有吉弘行さんはまず、毒舌芸人と言われていますが、その前に一度過去猿岩石として進め電波少年でヒッチハイクのコーナーで大ブレイクしました。


しかし多くの一発屋芸人と同じように、その後消えてしまいました。


しかしここからが他の芸人と違うところで、有吉弘行さんは毒舌とあだなで再ブレイクを果たしましたよね。


実質は2発目ですがこれも流行りもの、1発屋と考えるのであれば今回もまたあだ名で消えていてもおかしくはないと思います。


しかし今回は消えるどころか、未だに多くのMC番組を抱えトップ芸能人になりました。


では一体有吉弘行さんは、他のお笑い芸人や芸能人と何が違ってこのような結果を残せているのでしょうか?



普通芸人などは、どんな話が受けるのかなど自分がいかに面白くなるかを、考える人が多いように思います。


しかし有吉弘行さんは、この番組の中で自分がどの役割をすれば制作側及び視聴者に需要があるのかを、分かっているように思います。


ちょっと悪い言い方に聞こえるかもしれませんが、感情的に物事を進めているのではなく客観的に理論的に展開しているように思います。


その発端が有吉弘行さんが再ブレイクを果たした
「あだ名」
でも顕著なのではないでしょうか。


まずはいろんな芸能人たちにつけたあだ名を、少しだけ見てみましょう。


ベッキーさん・・・「元気の押し売り」 
misonoさん・・・「エロみっともない」
大沢あかねさん・・・「ブス界一の美女」
高木美保さん・・・「ヒステリック農業」 
狩野英孝さん・・・「クソ煮込みうどん」
しずちゃん(南海キャンディーズ)・・・「モンスターバージン」
ダンディ坂野さん・・・「小器晩成」 
ダチョウ倶楽部・・・「茶番劇集団」
月亭方正(山崎邦正)さん・・・「実力不足」
千原ジュニアさん・・・「屁理屈ガイコツ」
宮迫博之さん(雨上がり決死隊)・・・「馬鹿のくせにイジりにくい」
品川祐さん・・・「おしゃべりクソ野郎」
ムーディ勝山さん・・・「コミックソング」
中居正広さん(SMAP)・・・「ニセSMAP」
木村拓哉さん(SMAP)「月9バカ」
タモリさん・・・「昼メガネ」
和田アキ子さん・・・「リズム&暴力」 


今見てもどれも「確かに〜」って感じがしてちょっと笑えてきますね笑


ブランディングに大事なのは「差別化」です。

まず芸能人を一言で簡単に表現する「芸」をやっている人なんてほとんどいないので、差別化ができていますよね。


そして有吉さんはなぜあだ名を思いついたかというと、猿岩石以降転落してから、ずっと家でテレビを見ていたそうです。


そして出てくる芸能人に対して、ぶつぶつ思ったことを言いながらテレビを見ていたそうです。


それをまとめて凝縮したものが、あだ名になったと言います。


そもそも一度売れて貯金がなかったら無理だったり、家でずっとテレビを見ていないとできないことで、こんなことをやっている人ってほぼいないでしょう。


この誕生のエピソード的なことでもかなりレアなので、差別化できまくりですよね。


またあだ名のいいところは究極に「短い」ですよね。


理解してもらおうとダラダラ長く説明することは、ほとんど共感されることはないのですが、ついついやりがちです。


そういう意味でも究極に短いのにわかりやすいという点も、良かったのではないでしょうか。



そしてあだ名以降もMCとして活躍できているのも、差別化による要素が大きいです。


あだ名はいつか寿命がある、また一発屋になってしまうと思った時に逆に寿命が長いのが、あだ名でもなくひな壇芸人でもなく、MCだったのです。


MCはある種還暦超えても、おじいちゃんになってもやってる人いますよね。


その先読みの力も素晴らしいのですが、このMCで必要な能力は、ある種あだ名の要素と同じところがあり、あだ名で売れたというのは今の有吉弘行さんのMC人生を大きく支えていると思います。


それが何かというとあだ名とMCの成功の形は
多くの視聴者が、心の奥底で思っていることを代弁し共感を得る
という形ですよね。


もう少し砕けて言うと
「通訳・代弁者」
なのです。


これをもうちょっと落とし込んでいくと
「多くの視聴者の役に立っている」
ということになりますよね?


芸能人ではなくビジネスをやっている人のブランディング的側面から見ると、例えばSNSを使っていくということは、あなたのようなお店、ビジネスを探している人の
「役に立てているか」
というのは非常に大事です。


ブランディングもとい成功の基本は
GIVE&TAKE
です。


どれだけのものを与えれているかというのは、どれだけその人の役に立つものを提供できているかということです。


SNSにいろんな画像をアップする時に、多くの人はいいねがたくさんもらえるかどうか、受けそうかどうかで選択しがちです。


ですが大事なのはターゲットを連想し、役に立てている写真や動画になっているかどうかが大事です。


役に立つというのは、悩み解決だけではなく、面白い!すごい!可愛い!美味しそう!などという感情を与えるという、楽しませるというのも役に立つだと思います。


文章を書くのであれば、見ている人の困っていることをノウハウにして提供して役に立てているかどうか。


そこにさらに画像や図式で、わかりやすく表現して役に立てているかどうか。


などなどを連想しながら、通訳のように解説できているかどうかということの繰り返しで、見ている方にとってのあなたのブランドは日に日に高まっていきます。


多くの芸能人のように、ウケ狙いのようにブランディングをすると、その方たちのように鳴かず飛ばずで終わってしまいます。


しかし有吉弘行さんと他の芸能人の違いは、自分がやりたいことよりも役に立つことができたからではないでしょうか。


こういう目線で見たら有吉さんは、たまたまかもしれませんがブランディング的にも非常に正解だったことがわかりますし、ビジネスを行っている人、SNSなどを更新する人でブランディングを間違えている方はたくさんいます。


今一度有吉弘行さんと多くの芸能人の違いをイメージして、自分の日々のブランディング作りに落とし込んでみるのはいかがでしょうか。



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