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この仕事を選んだわけ〜私がカメラマンになった理由〜

はじめに

今の私が思う
『私がカメラマンという仕事を選んだ理由』

今から書くことは
前の私が思って書いた理由と違うかもしれないけど
理由は変わってもいいと思ってるから
今の私はその変化すらも楽しんでる

だって
毎日どんどんアップデートされてるんだから
変わって当然だよねって思ってるから

photo by Akemi Watanabe


なぜ、今の仕事を選んだのか

ということで
本題『なぜ、今の仕事を選んだのか』

今の私が思うのは
写真を撮ってた時に
ふと無心で楽しんでる自分に気づいたから

あれこれ考えずに
只々"写真を撮る=楽しい"っていうことを体感したから

それから
自分が撮った写真が
「めっちゃいいじゃん!これスキ!!」って思ったから

写真を撮れば撮るほど
どんどんスキになっていくし
どんどんハマっていくっていうことに気づいたの

初めは仕事にするつもりはなかったし
なるとも思ってなかった

だけどね
スキなことを続けてたら
私が撮った写真をスキって思って
撮影を申し込んでくれる人が現れたの

「スキを仕事にしたいっ!!」
ってずっと思ってた私の夢が叶ったんだよね

あっという間に
"カメラマンになる"って決めてて
自分でもびっくりした

でも決めたら早かった

スキなことだから
叶える為の行動を楽しく続けられたのかもしれない

人生って
いつどうなるかなんて
誰にも予測不可能だから
本当にわからないんだよね

photo by Akemi Watanabe


私が思う「カメラマン渡邉明美」とは

カメラマンは
この世の中に数え切れないほどいるけど
どんなに同じ環境で撮ったとしても
私と全く同じ写真を撮る人は
この世に存在しないと思ってる

カメラマンに限らないかもしれないけどね

私はカメラマンという仕事に
正解も不正解もないと思ってるんだ

スキな時に
スキなモノを
スキなように撮っていいし

その撮った写真を
自分がもっとわくわくするように
自分がもっともっとスキって思うように
現像したらいいと思うんだよね

自分がいいと思う写真を
これからも撮り続けていきたいと思ってる

私がいいと思う写真を
どう受け取るか
どう感じる取るか
どう思うかは見た人次第だからわからないけど
私というフィルターを通して
心がぐっとくるような瞬間を切り撮っていこうと思う

photo by Akemi Watanabe


この仕事を選んでよかったと思ったこと

この仕事を選んでよかったなって思う事は
いくつかある

たくさんの人の
大切な"人生"の一部を切り撮らせて頂けること

私が撮った写真を見て…

・初めて自分の笑顔を好きになれた
・初めて見る自分に出会えた
・自分の現在地がわかった
・自分がスキになった
・自分を大切にしたくなった
・自分の写真を見て欲しくなった
・私と会うと元気になれる
・私と話すと気持ちや考えの整理ができる
・私に会うことで充電できる

そう言ってもらえたこと

私が撮った写真を通してとかじゃなくて
私という人間に会って
私と時間を共にすることで
そう言ってもらえるって
思っても見なかったことだから
本当に本当に嬉しかった

撮られた人だけじゃなくて
私が撮った写真を見た人たちが
それぞれ写真から感じ取ってくれて
私の写真をスキって思ってくれるだけじゃなくて
その写真がきっかけで何かを始めたり
何かが変わったりしていく様子を
教えてもらえた時もとんでもなく嬉しい

あとは
やっぱり写真を撮ってる時に
あー楽しい!!とか
あーよかったー!!とか
私すごいじゃんっ!!とかって
単純に思う時も
カメラマンになってよかったなって思う瞬間

photo by Akemi Watanabe


仕事を選ぶ上で大切にしていること

いろんな仕事をしてきたけど
初めて仕事をしてから21年経った今思う事は
やっぱり自分が本当にやってみたいと思う仕事かどうか
っていうのがすごく大切だと思う

どんなに好条件だったとしても
その仕事がスキじゃなかったら
やっぱり上手くいかなくなる時がくるし
嫌な思いすることも出てくると思うし
頑張れなくなる時が来ると思うんだ

スキなことをを仕事にできた方が
やりがいにもつながるし
色々な面で相乗効果が期待できると思う

とはいっても
そんなに世の中甘くないから
自分のスキなことを仕事にできるっていうことは
なかなか難しいことって思われがちなのかもしれない

現に私もずっとそう思ってた

だけど今思うのは
諦めないで
そのやりたい仕事を見据えた上での通過点として
今できる仕事を選ぶっていうことも
大切なんじゃないかなってこと

どんな仕事を選んだとしても
決して無駄な事はなくて
全てが通過点の1つであって
悪いことはないから
安心して
どんどん色々なことにチャレンジしていったら
いいんじゃないかなって思うんだ

私も1年前
私がカメラマンになるだなんて
全く思ってなかったから
人生いつ何が起きるかわからないからこそ
楽しいんだなって今は思う

もし今めちゃくちゃしんどいところにいる人が
この記事を読んでくれてたとしたら
今の私は胸を張って『大丈夫だよ』って伝えたい

私にも乗り越えられたから
きっとみんなも大丈夫

photo by Akemi Watanabe


就職活動時のエピソード

高校を中退したから
俗にいう就職活動っていうのはやったことがないけど
17歳で子どもを産んでから
子どもを抱えながら仕事を見つけるっていうことの
大変さはたくさん経験してきた

面接を申し込む時に
子どもがいるって言うだけで

子どもが具合悪くなったらどうするんですか?
親御さんは協力してくれますか?
土日は出られますか?
夜は何時まで出られますか?

本当に色々なことを聞かれて
親も頼れる人もいない私は
電話で断られることが多かった

面接に辿り着けたとしても
学歴がないとか
子どものことを理由に落とされることが多かった

もし受かったとしても
大抵ブラック企業みたいなところで
セクハラやパワハラされたり
結局我慢とか無理をしないと続けられないような仕事だった

でもそれって
私が「私は学歴もないし、子どももいるし」って
マイナスに思ってたから
そういうところにしか出会えなかったんだよね
って今になって思う

ずっと自分で仕事をしていく事は
私には無理なんじゃないかって
ビビって足踏みしてたけど
やれるっていうか
やるって決めて
やり始めてからは
あれだけ無理だと思って
憧れで終わってたことが達成できるようになってたの

だから
やっぱり自分の人生は
自分次第で
いくらでも創れるんだなって思った

1人で挑戦していくことが怖かったり
不安なんだったら
1人でやらなくてもいいと思うよ

私は〇〇したい
〇〇になりたい
誰か手伝って
誰か協力して
誰か一緒にやろう

そういうふうに言ってんじゃないかなって思う

誰にでも得意不得意
向き不向きがあって当たり前なんだから
1人でできなかったら
2人でやったっていいし
2人でもできなかったら
3人でやってみたらいいし
やってみて上手くいかなかったら
別の方法に切り替えたっていいんだし
違うことやったっていいと思う

その起きた出来事を失敗と捉えるか
通過点というか
経験として捉えるか
自分で決められるんじゃないかな

自分の人生にとって
良いも悪いも
良し悪しも
ジャッジするっていうこと自体
しなくていいんじゃないかなって思う

もっともっと自分の人生を
二度とない"今"という時間を
全力で味わい尽くして
全力で楽しみ尽くして
どんどんやりたいことをやって
たくさん経験していいんじゃないかなって思うんだ

とは言え
ビビる時もあるし
不安になる時もあるし
泣きたい時もあると思うけど
それはそれでいいと思う

人間なんだから
感情があって当然でさ

色々なことがあって当然なんだよね

とにかく
全ては自分次第

自分の捉え方次第

自分がどう創り出して
どんな道を選んで
どう歩んでいくかが
ポイントなんじゃないかなって思う

それもこれも全部
カメラマンっていう仕事を選んで
カメラっていうツールを使って
自分と向き合うことができて

カメラのおかげで
自分を知ることができてわかったことであり
感じたことなんだ

カメラに出会えてよかったなって思うし
今の家族がいてくれたからこそ
カメラに出会うことができたなって思う

そして
過去の私にも
今の私にも
未来の私にもありがとうって思う

photo by Akemi Watanabe

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渡邉明美
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