自分自身の人生を「楽しむ」勇気
いきいき働ける(=生きられる)環境を作りたい
久々に鴨頭さんの動画を見ていて、色々気づかされました。
本当の「働き方改革」ってなんだろう?
昨今の「働き方改革」の政策は、本当に意味のあるものになっているのだろうか?
鴨頭さんはそう問いかけます。
仮に、一日の起きている時間のうち働く時間を65%とすると、
働き方改革とは、
65%を63%に減らすことではなくて、
その65%をいかに「楽しく」するかということ。
・休日を増やす
・残業時間を削減する
もちろん、無駄な業務は少ないに越したことはありません。
身体を壊すほどの過度な残業は減らすべきですし、
家族と過ごしたり、友人と会ったり、時には一人で考える時間も大切ですから、休みが増えれば色々なことが出来ます。
ですが、単純に「仕事の時間を減らす」ことが「幸せ」に繋がるという訳ではありません。
なぜなら、仕事を通じて出会える人々からの刺激や新たな発見などがあり、自分自身を成長させ人生を豊かにしてくれる時間になり得るからです。
祖母と話していてもそう感じました。
私の祖母は、10代で東京に出てきてから、70歳過ぎまで仕事をしていました。
新型コロナの影響と、祖父の看病のために仕事を辞めたものの、今では何を生きがいにして良いか分からず、ボランティアでも良いから仕事がしたいと、高齢者向けの職業相談所へも足を運んでいます。
しかし、なかなか都合よく見つからないもの…
高齢で仕事が出来なくなると、急激に老化や認知症が進んでしまう人が多いのも、それまで仕事を通じて得ていた様々な刺激が無くなっていくからかもしれません。
ただ、仕事をしていなくても、生き生きと過ごしている人もいます。
仕事をしていても、楽しそうに働いている人と、辛そうにしている人や不満ばかりの人もいます。
その違いは何か。
それは、仕事や人生を「楽しむ」という選択を、その人自身がしているかどうかです。
『原因と結果の法則』や『嫌われる勇気』などでも書かれていますが、
私たちが生きている上で起こる様々な出来事そのものには、良いも悪いもありません。その出来事にどのような「意味づけ」をするのかは、私たちの自由です。
自分自身の人生を「楽しむ」勇気が持てているかどうか。
もし、今の自分の環境が「つまらない」と感じるのであれば、楽しむための「刺激」が足りていないのかもしれません。
本当は身近に転がっているのに、「つまらない」と思い込んでいるから見えていないのかもしれない。
自分を幸せにしてくれるのは、政府でも会社でもなければ他の誰でもない、自分自身。
たくさんの人たちが、色々なことを言ってくるかもしれません。前向きなアドバイスもあれば、悪口に近い言葉かもしれない。心配するからこそかもしれませんが、行く手を阻むようなことを言われたりもするかもしれません。
でも、どのような人生を歩んでいくのか、
どこで生きて、誰と出会い、何を生み出して、
どんなことに喜びを感じるのか。
全て自分で決められる。
だから「すべては自分の問題」であって、
すべては自分次第ということ。
私たちの人生の主人公は私たち自身。
「楽しくない」と思うのなら、
「楽しい」と思えるように変えていけばいい。
最近ちょっと「つまらない」と感じていた私にとって、
良い刺激をもらえた動画でした。
短めの動画なので、忙しい方もオススメです!