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492*自然を取り入れた楽器
「三味線は自然を取り入れた楽器」
日本の楽器、特に三味線は、あえて「雑味」を残して作られているのだそうです。
ピアノや管弦楽など西洋の楽器は、出来るだけ雑味を少なくして純粋な音が出るように設計されているのに比べて、たとえば三味線の一番太い弦は少し濁ったような音がします。木が本来もつ音、素材の持ち味を生かす。西洋的なハーモニーの代わりに、自然と調和するという考え方が、音楽や料理などの日本文化の土台なのだと思います。
ちなみに三味線は釘などが使われていないので、パーツが全部外れるようになっています。なので持ち運んでいると、パーツの間が少し離れていたりしますが。。
中学の選択授業で偶然出会った三味線。まさか12年後も弾いているとは、当時は思いもしませんでした。琴でもギターでもサックスでもなく三味線だったという縁、私のアイデンティティの一つでもあるので、この縁を大切にしたいと思います。
もちろん歌も忘れずに♪