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「理想」という花を咲かせるための努力
6月末から自宅で育てていたバジルが枯れてきてしまいました…
栽培50日ほど、毎日水をやり、写真を生長記録としてSNSに投稿するのが毎朝の日課でした。だいぶ愛着が湧いていただけに、寂しい気持ちです。
猛暑も影響していると思いますが、小さな栽培キットで育てていて、大きな器に入れ替えるのが遅かったりと、育て方が良くなかったかもしれません。
とはいえ、少しでも生長を感じるたびに色々な気づきがあり、毎日育ててきた甲斐はあったと思っています。
栽培記録として投稿を見てくださった方々にも、何か気付きを得ていただけていたら嬉しいです。
“子曰く、人の己を知らざることを患えず。人を知らざることを患うなり。”
他人が、自分の真価を知ってくれなくても、気にかける必要はない。
それよりも、自分が、他人の価値を認めないことを、心すべきである。
他者から認められることを願ってばかりではなく、大切なのは他者を認めること。
そのためには、まず「自分自身」を認めること。
『嫌われる勇気』にも書かれていますが、自己承認が出来ている人は、他者からの承認欲求に依存することはありません。
他者の評価に頼らず、自らの感情をコントロールして行動することが出来る。そして、他者の良い面に目を向けることが出来ます。
自分自身を受け入れることが出来なければ、相手を受け入れることは出来ません。
なかなか結果が出なくて、諦めそうになる時もあります。
自分には向いていないのかもしれない。
続けていても、どうせ結果なんて出せない。
そう思いたくなる時もあります。
そんな時に思い出すのが、シブ・ケーラの『君なら勝者になれる』で紹介されている「竹の生長」の話。
竹は、最初の4年ほどは表面上の変化が見えず、5年目のある時期になると、たった6週間で27メートルも成長すると言います。
何も起こっていないように見える期間こそ、忍耐強く正しい努力を積み重ねていくことが重要。怠惰を忍耐強さと勘違いしてしまうと、いくら待っていても良い方向に変化することは出来ません。
水や肥料を適切に与えていても、竹が枯れてしまうこともあるかもしれません。どんなに頑張っても、成果に繋がらないこともあります。
それでも諦めずに挑戦し続けることが出来れば、必ず道は開ける。
あなたが毎日水を与え続けていることを、もし誰からも評価されなかったとしても、自分だけは知っています。まずはそんな自分自身を褒めてあげてください。
そして、咲かせたい理想のために必要なものを整えていってください。
あなたが自分なりに努力している姿を見ている人は必ずいます。
その姿が、ほかの誰かに勇気を与えているはずです。
継続は力なり。
諦めたくない理想があるなら、
もう少しだけ、粘り強く続けてみてもいいですよね。