6月2日 オムレツの日
たまご料理が好きです。
オムレツは、家庭料理定番でありながら、専門店があったりするとても奥が深い料理だとおもいます。
だから、思い出も二通りあります。
一つめは、実家でつくってくれるオムレツ。
たまごだけでつくるオムレツをプレーンオムレツというそうですが、我が家はまったくの逆でした。
そのときどきの母の気分や、冷蔵庫などにストックされていた食材でつくる気まぐれオムレツだったのだとおもいます。
私はそのオムレツが好きでした。
我が家のオムレツはふわふわとろとろというよりは、しっかり焼いてあったような気がします。
ツナが入っていたオムレツがとくに印象に残っています。
二つめは、お店で食べたもの。
こちらは、子ども時代の思い出だとオムレツというよりはオムライスでした。
私の子ども時代にお店で食べた洋食はナポリタンかオムライスのどちらかだったとおもいます。
あら不思議、どちらもケチャップの存在感が大きいメニューですね。
大人になって、自分でなにかを食べ物をつくるときには大抵たまごを使いますが、オムレツはつくれません。
私はつくるのは、オムレツではなくたまご焼き。
たまご焼きというよりは、スクランブルエッグです。
とろとろのところと、ちょっと焦げたところがあったりして食感がにぎやかで好きなのです。
母のようなオムレツはつくれないけれど、母譲りの気まぐれ具材のスクランブルエッグをつくって食べるのが好きです。
オムレツってたまごをたっぷり使ってつくるところがなんともぜいたくな感じします。
うむ、材料はまったく変わらないのだから、今度はオムレツに挑戦してみようとおもいます。
もしも失敗したとしても、たまご焼きという料理のなかにおさまるだろうし、おいしくいただけるはずですから。
(きょうも一日、おつかれさまでした)