変わり者の、自慢のパパのこと【父の日】
*120記事目*
6月19日は父の日。
わたしの友人もあまり聞くことはないであろう、父の話。
(※注:若干重い話しもします!着地は前向きにする予定!苦手な方はスルーくださいませ)
最近気づいたよ、わたしもやっぱりあなたの変人ルーツを受け継いでいると。(良い意味で。笑)
どんな想いで国家公務員を辞め
どんな想いでデザインの仕事を始めたのか
どんな想いで急にカナダ移住を決めたのか
願わくば、ビールでも飲みながら聴きたかったよ🍺
(残念ながらわたしはいまだにビールがそんなに好きじゃないけど)
7年ほど前に亡くなった父は、
PHPという、ゲームと同じ略称のふざけた病気だった。
日本語の正式名称は進行性格上性麻痺。指定難病5に該当する。
中学生のころから?あまりまともな会話ができていないままなのだ。
病名がわかるまでは、まぁまぁ悪魔のような日々もあったねぇ。
こんなことを書くのは初めてだけど、記憶が若干ないもんね。
(人ってほんとに辛い記憶は抹消するんだねって話)
何事にも意味があるって言うし、信じてはいるけれど
父がこの病気になった意味はいまだに見いだせない。
でも、闘病する中で
父の決断力の強さ(誰にも言われる前に、車の運転を断つ姿とかから)とか、父の母との間の無償の愛を目の当たりにすることはできたなぁ。
一番の親孝行は、自分が自立して輝くことだということも、父を見ながら確信した。
側にいて母の介護負担を減らすことはできたかもしれないけれど
父が「自分の20代の娘におむつ替えなんかされたくない」という意思はとても感じたのだ。
だから、父も、自らの病気も発覚した母も安心して旅立てるように「早く自立しなきゃ」という意識だけはずっとあった。
地元の人たちからは「親不孝な娘」って見られているだろうけどねっ!!
カナダでは、誰よりも育児にも参戦している自慢のパパだったけど
いまはあなたの自慢の娘になっているといいな。
やっぱりわたしも大人しくふつうの会社員は継続できなかったです。
あなたのおかげですね。笑
天国か、来世ではお酒を片手に語り合えますように。
Thanks, Dad.
Proud to be yours:)
今日も、最高の一日🌻
‐wata
PS:
診断ができる病院が(少なくとも当初は)少なく苦労したので
少しでも認知を上げたいという想いから、進行性格上性麻痺についてもシェア