
ネパールから海外インターンシップ生がやってきた!~マネージャー編~
第3弾は、海外インターンシップ生のマネージャーへのインタビューです!
インタビューの概要
以下についてのコメントをご紹介しています。
現場マネージャーの上條さんからは、
・実際に研修が開始してからの印象と研修開始前との差異
・メンバーが異文化マネジメントスキルを身につけられたかどうか
部門長である大畠さんからは、
・海外インターンシップ生の受け入れを承諾した理由
・受け入れた感想
・異文化マネジメントを経験したことでのチーム力の変化
第1弾:海外インターンシップ生のインタビュー記事、
第2弾:メンターへのインタビュー記事、は以下をご覧ください。
メンター直属のマネージャーへのインタビュー
まずは、メンター直属のマネージャーへのインタビューです。

イスハンさんの研修では研修の設計やチームメンバーのケアまでを担当
──実際に研修が開始してからの印象と研修前との差異をお聞かせいただけますか?
上條:そうですね、開始前は、前例がない・6週間は長い・インターンシップ生のコミュニケーション能力・開発スキルが分からないなど色々と考えていました。しかし、インターンシップ生にとっては人生の一大事でありターニングポイントにもなり得る。1人の人生を変える可能性もある。そのことを肝に銘じて臨み、結果として個人的には悔いなく満足して終えられました。大まかにカリキュラムを立て臨んだところ何とかなったのですが、それはイスハンさんが真面目で優秀で相手の気持ちを考えてくれ、メンバー達がしっかりと対応してくれたおかげです。
──チームメンバーは異文化マネジメントスキルを身につけられていそうでしょうか?
上條:はい、チームをマネジメントするには、想像力を持つこと、お互いにリスペクトすることが大事だと思っており、異文化体験を通しメンバーはよりリアルに感じられたと思います。具体的には、簡潔な言葉で伝える・違う言葉で聞いてみる・報告を聞いたうえで疑問を再確認するなどの姿勢が見られました。「伝える力」「聞く力」を養えたように感じます。

(左から上條さん、イスハンさん、メンターの中本さん)
部門全体をまとめるマネージャーへのインタビュー
続いて、部門全体をまとめるマネージャーへのインタビューです。

イスハンさんの受け入れに際し部内調整を担当
──今回海外インターンシップ生の受け入れを決めた理由は何ですか?
大畠: dejirenは海外展開も検討しているのでグローバルを意識する必要があり、ツールや画面だけでなく仕事の進め方を含めグローバル化が必要であると考えていました。業務を一緒に行うこと、その中で「意識すること」「そこから感じたことを得る・知ること」でも大きな効果があると考え受け入れを決めました。また、当社はグローバル展開を進めている企業なので、海外での知名度を上げる効果にも繋がればと考えました。
──受け入れてみた感想を教えてください。
大畠:業務と並行する必要があったのでメンバーの対応負荷が高まったことは間違いありませんが、それ以上に得られたことは多かったと感じています。カリキュラムを進める中で、イスハンさんとメンバーのコミュニケーションはうまくとれていたと感じますし、中間・最終発表においてUI/UX体験の結果をアウトプットされていたところを見ると、イスハンさんがしっかり吸収してくれたことが分かりました。これは対応メンバー一人一人がしっかり向き合ってくれた結果だと感じています。
──異文化マネジメントを経験することでチーム力に変化はありましたか?
大畠:当社のメンバー間・当社とアイセック様の企業間などのチーム力が上がったと感じています。イスハンさんは来日までにコミュニケーションをとれるよう準備してくれていましたし、dejiren事業開発部メンバー、サステナビリティ推進室などの当社内の担当者、アイセックの担当者様の準備も相当なものであったと思います。社内外の各担当者がチームワークを発揮したことで、海外経験初・訪日初の学生を受け入れることができ、新たな経験と様々な側面でのチーム力を得ることができたと考えています。

(他にも、ネパールの食事や美しい場所など色々と教えていただきました)
「異文化交流を通し双方の適応能力を体得する」ことを目的に試みた海外からのインターンシップ生の受け入れですが、異文化を通しコミュニケーションや相手を理解することの重要性を、インターンシップ生・メンター・マネージャー共に感じる機会となったようです。
ネパールから海外インターンシップ生がやってきた!3本立ていかがでしたでしょうか?
異文化マネジメントに関心のある方にとって何かのヒントとなれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました!✈

(左から、大畠さん、江口さん、イスハンさん、中本さん、上條さん)