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【読書記録】黄金のアウトプット術

最近、インプットは継続していたが、アウトプットのやり方わからんなーと思い、図書館にあったので読んだ。

著者はよくニュースピックスなどでお馴染みの成毛眞さん。

マイクロソフト日本法人第2代代表取締役社長及びスルガ銀行株式会社の社外取締役を務めた。書評サイト「HONZ」代表

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内容は前半はインプット過多気味になっている人向け、後半はビジネス意識高めな人への生き方の哲学論とtips多め。

アウトプットの目的から、具体的なやり方までサクッと書いてある。
特にアウトプットの練習としての「読書レビューの書き方」は具体的でわかりやすい。

その中でも読書レビューのアウトプット方法が参考になったので抜粋。

第1ブロック:その本の印象の紹介。100文字で、この文章を読む人に、どう思ってほしいかを伝える。面白い本なんだなと思ってほしければ、100文字を使って面白い本であることを伝える。

第2ブロック:その本の読者の想定。100文字で、この本はどんな人におすすめか、読者について言及する。そこに自分が当てはまると思った人は、その先も読み進めることになる。「社会人におすすめ」ではなく、「仕事に慣れてきて、新しいことに挑戦したいとうずうずしている社会人におすすめ」などと、できるだけ具体的に。

第3ブロック:その本の中身の紹介1。100文字で、その本の面白さはどこにあるのか、その全体感を伝える。歴史の本なのか、科学の本なのか、書いたのはどんな人なのか、このブロックを読めばざっと把握できるようにする。

第4ブロック:その本の中身の紹介2。中身の紹介を100文字でするというのはなかなか難しい。文字数が足りないのだ。そこで、もう1ブロックを概裏紹介にあてる。できれば、第2ブロックとは別の側面をピックアップできると良い。

第5ブロック:その本の具体的な中身の紹介1。つまり引用だ。代表的かつ特徴的な文章を引用し、なるほどこういうことが書いてある本なのかと理解してもらう。ここは100字にこだわらず、多少、文字数が前後しても良しとする。柔軟であることが肝要だ。

第6ブロック:この本の具体的な中身の紹介2。ここも引用だ。第5ブロックで紹介した文章の次に、代表的かつ特徴的な文章を引用する。さらに理解を深めてもらう。

第7ブロック:この本の著者の具体的な紹介。第2ブロックあたりで著者については紹介済みのはずだが、文章を紹介した後なので、それを書いたのはどんな人? という関心を持った読者へのサービス精神をここで発揮する。

第8ブロック:なぜこの本を取りあげたのかだめ押しをする。面白そうだな、読んでもいいかなと思っている読者に、読みたい、読む、と決断させるための6ブロックだ。

800文字を8ブロックに分けて書いていくという、結構筋肉質な内容。

最初は15分程度でアウトプット継続したいので全部真似はしないが、少しずつ吸収したい。

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