手元にある谷川俊太郎さんの本のはなし
『カムチャツカの若者がきりんの夢を見ているとき』からはじまる〈朝のリレー〉が1番長く触れている谷川俊太郎さんの詩かもしれない。
大人になってからも、世界のどこかと連絡取っていて時差を感じるとき、地平線がまぁるく地球がまわってるなぁとおもうとき、〈朝のリレー〉をふんわり思い出す。
広報すぎなみでも、インタビューしていたようだった。写真が齋藤陽道さんだ。
https://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/032/383/sg2201.1-3.pdf
手元にある谷川俊太郎さんの本
先週、倉庫に預けていたすべての本を取り戻した。12箱あった。
はやく本棚にいれたくて、ずらっと並べたくて、近所のホームセンターで棚を買ってきて、友達と一緒に組み立てた。詩や短歌のコーナーができた。本の並べ方を吟味して、ベットサイドに本棚をつくった。
手元にある谷川俊太郎さんの本は4つで、ぜんぶナナロク社だった。装丁がかわいい。バウムクーヘンは、奈良のセブンイレブンと奈良の本屋さん「とほん」のコラボ棚にあったもの。いつもと違うところで本を手に入れると、そのときのことを思い出すのはすごいことだなぁ。
大好きなアーチスト クラムボンの原田郁子さんの曲に、谷川俊太郎さんの朗読があわさった楽曲が、直近で触れた谷川俊太郎さんだった。よければぜひ。
いまここ 谷川俊太郎
わたしは
いつ?
わたしは
いま
ひとでは
うみで
ほしの
かたち
いるいる
いま
わたしを
だいて
あまだれ
ぽつん
あめだま
あまい
わたしは
どこ?
わたしは
ここ
ゴリラに
あげる
ことばの
かけら
いるいる
ここ
わたしを
だいて
とおくに
いくよ
ほしに
よばれて
いつでも
いま
どこでも
ここ
ばったが
はねる
うたが
きこえる
さみしくない
こわくない
たのしいいま
たしかなここ
わたしは
ふしぎ
わたしは
いきる
んぱぱ
んぽぽ
うん
うん