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【和食ランゲージ通信Vol.20】お茶と楽しむ食

お茶と楽しむ食.001

お茶と楽しむ食.002

お茶・改.001

お茶・改.002

お茶と楽しむ食.004

お茶と楽しむ食.005

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お茶と楽しむ食.010

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お茶と楽しむ食.014

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お茶と楽しむ食.016

お茶と楽しむ食.017

お茶と楽しむ食.018

お茶と楽しむ食.019

お茶と楽しむ食.020

多くの食文化では水や酒とともに楽しむのに対し、和食の食事では、お茶を合わせるのが一般的です。

日本のお茶は、仏教の伝来とともに中国から緑茶が持ち込まれたのが始まりとされています。その後大陸とは異なる製法や飲み方が独自に発展していきました。中国では釜炒り製が一般的なのに対し、煎茶、玉露、抹茶、番茶などの日本の緑茶は蒸し製でつくられ、風味が長持ちするなど品質が改良されています。また烏龍茶や紅茶などの茶葉は発酵しているのに対し、緑茶の茶葉は発酵していないのも特徴的です。

安土桃山時代には、千利休が茶の湯を完成させます。それ以前の豪勢な茶の席に対し、茶の湯では簡素な「侘び」の精神を重んじます。その作法に加え、その周辺の茶室、庭、道具なども含めた「和敬静寂」の価値体系が利休によって確立されます。その過程で「懐石料理」も成立し、お茶と一緒に楽しむ簡単な料理としての「一汁三菜」が発明されました。一汁三菜は今日も和食の献立の基本形とされ、お茶と一緒に楽しむ料理として親しまれています。

健康志向の強かった日本人は、お茶を長寿の薬や「養生の仙薬」として飲んできた歴史もあります。お茶の健康効果を体感的に知っていた日本人ですが、これらの効果の多くは近年、科学的にも証明されています。

お茶と楽しむ食

和食ランゲージ No.30

30_お茶と楽しむ食

和食はお茶と一緒に楽しむ食事です。

おすずのひとこと

お茶と楽しむ食.021

次回もお楽しみに!

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