ふきのとう

【和食ランゲージ通信Vol.14】くせになる苦味

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健康長寿への関心が高かった日本人は、薬用効果があるとわかった食材は、たとえ苦くても積極的に食べる文化を持っていました。やがて「苦いものは体によい」という感覚を経験的に養い、様々な苦い食材を摂取するようになりました。

はじめは薬用として食べていた食材でも、食べているうちに独特の美味しさを感じるようになります。苦味は味わいの幅を広げ、次第に「くせ」になり、それなしでは物足りなくなってしまいます。

苦味を持つ食材の多くは、春の訪れを告げる風味でもあります。冬を明けた頃に芽を出す蕗のとうの芽などは苦味と芳香を併せ持った季節の美味として日本人に愛されています。

この他にも焼き魚の「腸」の部分を食べたり、柚子など苦味のある果実類を風味付けに使用したりと、日本人の苦味への憧れはとどまるところを知りません。

日本人にとって欠かせない緑茶も、渋みや甘みと共存する苦味があってこそ、絶妙な深い味わいに仕上がります。

くせになる苦味

和食ランゲージNo.10

29_苦味のうまみ

日本人は食材がもつ「苦味」に美味しさを見出してきました。

おすずの一言

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次回もお楽しみに!

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