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男らしさの呪縛、男性差別

本日は、男らしさの呪縛、男性差別、というテーマでお話しします。

もしくは弱者男性差別ですかね、というテーマでお話しします。

僕ら男性は男らしさに対して呪縛を持っている、男らしくいなければいけない、弱音を吐いちゃいけない、心の悩みを話すなんてナヨナヨしている、という風に思い込まされてるし、その思い込みから解放されても、周りの人はその思い込みに支配されてるので、実際相談してみても突っぱねられたり、もっと頑張れと言われてしまうことが多いんです。

社会全体がそういう呪縛にかかってるよということです。

それは男性から男性への差別だけじゃなく、女性から男性への差別もあるんです。

女性の方がある意味、弱者男性に対して差別心を持つことが多いというデータもあって、確かに、キモいおっさんみたいな言われ方をすることがありますよね、おっさんキモいみたいな。

キモイおっさんは嫌だみたいな感じで言われてしまう。

男の人は何をするかわからない、怖い、と男性恐怖という形で、そういう恐怖心があるんだよという形の差別もあるのかなと思います。


◾️メンズコーチは

色々ササッと喋りますけど、今流行りのメンズコーチですけど、メンズコーチというのは男性差別を助長しませんか?という質問です。

これは差別を助長する可能性はすごくあると思います。

つまり感情的な働きかけをしますよね。

頑張ろうぜ、お前はいいやつなんだ、感情を揺さぶるような問いかけをしてくるわけです。

一方で煽るわけです。

危機感ニキみたいな言い方をしますけど、いや男として大丈夫なのか、こんなの危機感を持った方がいいぜ、危機感が足りないんじゃないの、みたいな言い方をして、不安や恐怖を煽ったり。

あと孤独を刺激するんです。

お前の親友なんだよ、親友から一言言わせてくれよ、という言い方したり。

あとはその事実の加工というか、わかりやすく変形させます、バイアスの応用というか。

僕らは何となく知らないうちに、男らしいということはいいことなんだ、男らしくあった方がいいんだと、成功は素晴らしいとかいう思い込みがあるんだけど、その思い込みをうまく利用して、現実の複雑さや上手くいかない例外な例を消去したり無視したりするということが行われることがあります。

◾️統計的なデータよりも本人の印象を重視

統計的なデータよりも本人の印象を重視したりするというのはあります。

男らしさを重視しすぎると自殺率が上がることがもう明らかなんですけど世界的に。

でも、いやでも俺は違うと思う、俺は男らしくなるということで、助かった、良くなったという形で、いやいや、だからさ、統計とかさ、論文読んだ?みたいな、前提条件読んだ?みたいな、議論が進まないみたいなことがあったりします。

物理や化学じゃない科学データを科学の対象として捉え直すというのは非常に困難なんだろうなと思います。

心理学や経済学も科学の対象なんだけど、科学の対象として理解するのが難しいというか。

そういうのはあるなという気がします。

だから結局は自分次第です。

自分が信じたいことを信じればいいんじゃないですか、と言ったりするんだけど、自分が信じたいことを信じるのが統計じゃないので。

また、自分で経験していないことなのに、なぜあなたはわかるんですか?と言われます。

発達の人にたまに言われますし、リョーハムさんからもよく言われます。

益田Dr、やったことないのに、なんでそれがわかるんですか?と言われて、いやそれさ、こうこうこうだからこうやって推測つくでしょ、と言うと、納得することもあれば、納得しないこともあります。

それは発達障害の特性、知的な問題など色々な要素もあるんでしょうけど。

そもそも共感できないからあなたの話を聞きたくないです、嫌いだから話を聞きたくないです、そういう言い方もあったりするなという気がします。

◾️人間は自分中心になりがち

結局自分にこだわるというか、自分中心になりがちなんですよ、人間は。

その時に、自分中心で考えると、何て言うのかな、苦しいんだよね。

自分というものを放棄してメタ認知で生きた方が楽なんですけど。

仕方がないと思って、感情はあってもそこに支配されない方が楽なんだけれども、何となくその世界観が少し高度というか、ちょっと哲学的な飛躍が必要なので、そこに馴染みがないと受け入れ難いというのがあります。

ちゃんと説明してくれないからでしょう、とよく言われるんですけど、そもそも自分の中で納得してること、無意識なもの、自然にやってることというのは言語化するのに時間がかかるんです。

すぐ言えない。

一流のサッカー選手や料理人はすぐ言語化できないと思うんです、なぜこれしてるんですか?といっても。

時間がかかるんです。 この部分というのは理解しなければいけないというか。

じゃあ教えるのが下手なんですねと言われ方するんだけど、そうじゃないんだよね。 無意識のものを引っ張り出してくるのには、理解が深ければ深いほど時間がかかるんです。

こういう事実というのはなかなか知られてなかったりします。

だから煽られるんですね。

本当に理解してるの、頭のいい医者だったらわかるよ、益田はダメだから説明できないんじゃないの、という煽り方もするんです。

そうするとだんだんもう嫌になってきて腹が立ってくるし、こっちだって。

もう何かと思います。

他の人たちみたいに弱い人たちから結局金を巻き上げてやっていいんじゃないかと。

バカ相手に金を巻き上げて何が悪いんだ、と思ってる人たちと一緒になってしまうというか、テイカーたちと一緒になってしまうのでなかなか難しいなと思います。

◾️陰謀論の手法と似ている

メンズコーチは男性差別を助長しないかというときに、結局陰謀論やポピュリズムの手法と似たような手法を使ってるのは事実です。

陰謀論やポピュリズムの手法を応用して、そこまで悪くないよねみたいなところまで毒を抜いたのがメンズコーチだったりするし、危機感ニキというのはそのメンズコーチのパロディでもあるからややこしくて、自分がやっているそういうメンズコーチっぽさをちょっとパロディというか茶化してもやりつつあるから、何かややこしい。

陰謀論の応用のその応用みたいな感じなので、批判すべきなのか何なのかよくわかんないですけど、ふざけてやってる部分もあるんだろうし、面白おかしくやってるとこもあるんだろうなとは思いますけどね。

その人が面白いなと群がる視聴者の中には、やはり本当に純粋に引っかかりやすい人たちがいて、そういう人達が詐欺被害に遭うこともあるので、それも注意だなという感じです。

難しいよね。

法的には問題ないけれども、ちょっとギリギリのところ、大麻じゃないけれども、大麻っぽく見せかけてCBDオイルを売った時に、そのCBDオイルを売ってる人の中から大麻を買いたい人たちを探してくるみたいな。

スマホアプリでギャンブルをさせる時に、ギャンブルではないんだけど、それをやってる人たちのデータの中からギャンブルに誘導されるとか。

スマホアプリをやってるところにオンラインカジノの広告をバンバン入れると、そこに引っかかってしまう人たちがいるから。

じゃあオンラインカジノをやる人が悪なの?売ってる広告を出した方が悪なんでしょう?と言われたらそうなんだけど、包丁を使って殺人を犯した場合、包丁を作った人も犯人になるのですかと言われたら、そんなことはないんだけれども。

かといって売り方というのもあるで。 何て言うんだろう、毒物を作った人は犯罪にならない。

それは毒ですから絶対人に飲ませないでください、と簡単に売ってたら、その人は犯罪にならないんですかと言ったら、また違うじゃないですか、元々の意図が。

グラデーションというか、そういうのはあるんですけどね。  

ということで、今回は男らしさの呪縛、男性差別というテーマでお話ししました。

◾️本日の宿題

男らしさとかそういうもの、男性差別のこと、そこにある感情論的な盛り立てというか、盛り上げというものの話をしたんですけど、男性差別の話をまた今回も宿題としますので、どういう呪縛を感じているのか、どういう風にそれが感情的な働きかけとして利用されてコマーシャルとして応用されてるのかを話してもらうと面白いかなと思います。

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