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逆説的刷り込みがまずいんじゃないかな?

こんばんは。wasaviです。
たまにはエッセイっぽいことを書いてみようと思います。

引っ越し準備である本がでてきた。
「うまくいっている人の考え方【完全版】」

タイトルと装丁のかわいさで数年前に買ったような記憶がある。

今、タイトルを見て思うのは、これじゃあ、私は自分のことを「うまくいっていない人の考え方」をしていると考えており、このことを本を見るたびに、読むたびに刷り込んでしまっているのではないか、ということ。

それに、「うまくいっている」かどうかも客観的指標だけでは測れないはずで、主観的な感情だって影響するだろう。そうであるならば、こういう本をうまくいっている人の考え方を知りたいという気持ちで読むの、なんだか効果がない、むしろ、今、私はうまくいっていない人の考え方である、ということを逆説的に刷り込むことになってよくないのではないか、と思う。

今、そこまでこの本を読もうかな、と思わないのは、うまくいっている人の考え方になってきたからかもしれない。そうだといいな。

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