ソーシャルワーカーを読んだ

読んだ。
ソーシャルワーカー・ソーシャルワークの定義や、日本の成り立ち、そしてあり方について勉強になった。
社会福祉士、精神保健福祉士と介護福祉士、いろいろあるなーと思って違和感を感じていたんだが、その違和感は日本での成り立ちからみてどうやら正しいみたい。
弁護士にたとえると、企業弁護士、家庭問題解決専用弁護士、知財紛争弁護士みたいに最初から専門分野に分かれているみたいだ。
連携を専門性として高める必要があるソーシャルワーカーが分担ではなく分断されている。これ、どうみても一本化するのがよさそう。

話は少し変わるけど、ずっとコーピングとしてふりかえりの記録つけている。
眺めてみてあらためておもったが、バーチャルでよいから伴走するソーシャルワーカーがいれば、記録をつけるのを助け、困ったときにの1次的な相談相手としていると、この生きづらさは随分緩和できそうだ。

人間のソーシャルワーカーは数に限りがあり貴重な人材なんだから、 ある程度LLMでカバーして、こみいってきたら、今までのサマリーとデータを専門の人間ソーシャルワーカーに託す、そんなシステムにしていけばよいのではないか。
そうしていけば、人間のソーシャルワーカーのプレミアもついて社会的地位と報酬も上がり、一方でLLMによって個別伴走もある程度でき、裾野も広がる。システム化できればある程度の中立性も担保できるので問題の難しさ判定も可能、ソーシャルワークという「労働」の苦しさがある程度「ゲーム」感覚で挑戦のしがいのある「活動」になっていくのではないだろうか。
エンジニアなんだから、そんなシステムを作っていきたいな。


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