
明日へ向かう言葉 2025.2.21
ある者にぴったりの靴は、他の者にとってはきつい。人生において、全ての人間に適したレシピなどない。
カール・グスタフ・ユング(心理学者)
当然ながら人の足のサイズは、みなそれぞれ異なる。
仮に同じサイズだったとしても、ちょっと甲が高かったり、偏平足だったりする。
人生もおなじ。
みんな幼少期に同じ教育を受けて、机を並べて学ぶけど、
お隣と全く同じ才能が存在するなんて、ありえない。
同様に生きかたは、本当に皆それぞれ違っていい。
「○○だけをやっておけば、幸せ。」
「○○の資格をとっておけば、間違いない、」
逆さにしていうと、そんな保証もどこにもない。
必要なことは、長い人生のなかで「自分で何を選択して、どう考えたか。」がその人らしさを形づくる。
人と同じでなくていい。
人と違った生き方をして、どこが悪い。
そう考えると、人に対するリスペクトや許容も、見方が変わってくれるのではないだろうか。