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明日へ向かう言葉 2025.2.28

問いを持った部族は生き残ったが、答えを持った部族は滅びた。

                (ネイティブ・アメリカンのことわざ)

我々は「答え」というものに滅法弱い。

「答え」があるから、安心する。
「答え」があるから、手軽に物事を理解できたつもりになる。

面倒くさがり屋の人間の脳からしたら、それはそれは便利なツールなのだが、「答えありき」が前提になると、「いざ」という時に戸惑う。


問い」を見つけると、どうだろうか。

常にこれまでに得た常識を、疑い続ける。
既存の情報を、「今には当てはまらない」という見方にすること。

それは一見、手間がかかることである。
だが、思考は動き続けている。


考えてみると「答え」は予め用意されたものであるかもしれない。

「答え」という情報を、
自分なりの考えで「どう取り扱うか」によって、その後の行動や結果が大きく変わってくるのではないだろうか。

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