勇気を出して貫いた想いは、かならず伝わる
こんにちは、れっこです!
突然ですが、私にはポリシーがあります。
(急すぎ)
それは「悪口を言わない」ということ。
3日坊主で考え方や興味がコロコロ変わる私ですが、これだけは中学生のころから貫くポリシーとなっています。
これには、苦い思い出が...。
*
中学2年生のころ。
部活はソフトテニス部。
田舎の中学校だから、ひと学年は40人くらい。部も20人くらい。
小学校から持ち上がりで、同級生はもちろん、先輩や後輩もメンツは変わらない。
でも、小学校と中学校の間にはなぜか見えない壁みたいなのがあって...
特に女子は、急に先輩ヅラするように。
今思うと「それなんやねん!」のひとことで済むようなことだけど、当時は先輩から嫌われないことに必死な毎日。
ソフトテニス部は、中2の私の学年はあんまり強くなくて、3年生の先輩と1年生の後輩が強い代だった。
3年生の先輩が1年生の後輩に負けてしまうことがあって、それはもう気まずい雰囲気。
先輩たちはやり切れない怒りを、悪口で吐き出した。
当時の私は、それを聞いてるだけで胸のチクチクが止まらなかった。
...はずなのに。
先輩に嫌われたくなくて、周りの雰囲気にも流されて、たった1回だけ後輩の悪口を言ってしまったことがあった。
心のこれっぽっちにも思っていないのに。
たまたま言った1回の悪口は、今でも私の心に刺さっている。
夢に出てくるときもあるし、なんでもないときに急に思い出したりする。
それくらい、私にとって胸がはりさけそうなできごとだった。
この1回の悪口を言ってしまったときから、私は「絶対に悪口は言わない」と強く強く想った。
そして、それは今でもずっと同じ想い。
中学生のころは悪口がたくさんの毎日。
彼氏彼女がどうで誰かにとられたとか、後輩がムカつくとか。
私はこういう会話にはいっさい混ざらないようにした。
悪口っぽいムードになったらトイレ行くフリして逃げてみたり、「へー」くらいの返事で全然違う会話をぶっ込んでみたり。
自分の軸がブレブレで八方美人だった当時の私からしたら、めちゃくちゃ頑張ってたと思う。
すごく褒めてあげたい。
そして、それを見てくれてた人がいた。
何気ない会話をしている中で、
「れっこって、悪口言わないよね。聞いたことない。そういうとこ、俺いいと思う。」
本当に、信じられないくらい嬉しかった。
「えぇ〜〜、見てくれてた人いたの〜!?」って。
その人は思ったことをずばり言うタイプの男の子だったから、余計に嬉しかった。
周りの友達たちも「悪口言わないし、一緒にいて落ち着く〜!」と言ってくれた。
他人に合わせてばっかりの私にとって、勇気を出して貫いたことが、ちゃんと伝わってた!
涙が出そうで、「ありがと!」ってだけ言って逃げたっけ。
*
今でも覚えている苦い記憶と嬉しい記憶が、今日の私をつくってる。
私たちは自分軸で生きるのをつい忘れがち。
でも、自分が大切にしたいことは大切にしていい。
まわりと違くても貫いていい。
そんなことをふと思い出して、今日も笑っていようと思った日曜日でした。
おしまい!
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