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[ Warita00's Eyes ] 昆虫食 抵抗感の先に待つ未来: 2022年5月1日(日) 日経 朝刊 P.12

昆虫食について皆さまどのように考えていますか?

2022年5月1日(日) 日本経済新聞 朝刊P.12の記事を読んで感じたこと

  • 愛知県春日井市の「社会福祉法人のまちスウィング」の「コオロギラーメンの事例」

  • 国連食糧農業機関(FAO)が世界人口の増加の見通しを踏まえて、動物性たんぱく質の供給源として昆虫を提唱(2013年)

  • 新たなたんぱく源として注目は、「培養肉(家畜の細胞を人口培養)」「植物性代替肉(味や食感を既存のたんぱく質に似せた植物性たんぱく)」そして「昆虫食」。昆虫食は、栄養価が高いこと、少ないエサで育つことが大きなメリット

  • 昆虫を食べることに抵抗を持つ理由がいくつかあげられている。「接点が減って、忌避感が強まる」「畜産の発達」「農薬の普及」

  • イナゴは「稲子」と書く。見たり触れたり少なくなったこと(EYES:それはプラスになるのかもしれないとも感じました)

  • 見た目による忌避はあるから、加工技術に注目。自動車部品製造会社「ファインシンター」は粉末冶金(やきん)技術。粉末にすることで活用方法が広がる

小さな頃、公園で夢中で虫を追いかけていた日々。昔はばあちゃんがイナゴの佃煮を食べさせてくれた記憶もある。いつも追いかけている虫を食べることに関する漠然とした違和感があったような気がします。

個人的には、2022年3月FOODEXで出会った「株式会社グリラス」社さんに注目。衛生的な環境で飼育した日本国産のフタホシコオロギを食材として活用。試食用スナックも違和感なく食べられました。煮干しや干しエビのようなエキスとしても販売しているそうです。
彼らが提唱するのは「サーキュラーフード」。その意味はグリラスさんのウェブサイトをご覧ください。

〇会社ウェブサイト
Gryllus Inc - 株式会社グリラス
〇通販ウェブサイト
Gryllus Online - グリラスオンライン|グリラス公式通販 (gryllus-online.jp)

それが「今は食べない食材」でも「食べて美味しい」「食べて楽しい」そして各種背景を考慮して応援できる、という価値観。昆虫食だけではなくて、培養肉など、今までなかった「たべもの」がこれから世の中に出てきます。今後10年ぐらいはその価値変容に関してどのように向き合うか興味をもって見つめていきます。

食物アレルギーの観点からは、甲殻類アレルギーとの相関が気になります。だいたいどのような昆虫食についても、「エビ・カニ」など甲殻類がNGの方は注意するように(交差抗原性に関する)但し書きされていますが、近い将来には食品表示法の項目として具体表記されるようになる可能性もあるかもしれません。

2022622() SmileMenuの会#108Clubhouse
音声アーカイブ
※前半は病院食についてお話しています。


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