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【麻雀】最強戦 近藤誠一か多井隆晴に最強位を獲って欲しい理由

この記事を書いている時点で8名のプレイヤーに最強位を獲るチャンスが残りました

本音はMリーグ上位陣 近藤誠一、多井隆晴、佐々木寿人、小林剛の4人で争って欲しかった

個人的にはタイトル通り、2人を応援している

しかしどういうわけか1位突破のA卓と2位突破のB卓に分けられる酷い組み分けになってしまった。抽選みたいだけど。

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確率で言うと応援している2人同時に決勝卓に行く確率は17%

2人が別々の卓なら25%


確率で言ってしまうのが麻雀の苦しい所とジレンマで今回の記事の内容です



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競技麻雀永遠の課題とジレンマ 運ゲーか実力ゲーか

麻雀がこの世に生まれて以来、言い尽くされた議論ですね。


1半荘に2時間ほどかかる為、テレビ中継、競技麻雀ではどうしても数戦で決着をつける大会システムになってしまう

プロリーグ戦ですら巷で言われている「100半荘も打てば実力差が出る」といわれる数に達していない

何千回と半荘をこなし、トップ率25%以上を競うようなネット麻雀とは本質的に違う部分である

今回の最強戦も2着取りなどシステムを変えているが、実力が反映されるシステムに変わったなどというわけでは全くない。

常に、「結局運でしょ」と言われる世界

どこまでいっても解消される事が無い問題だ

この言い尽くされた議論がコメント欄で埋まる世界。

「結局運でしょ?」とコメントするのに飽きた人間は去っていく

新しく入ってきた人間が「結局運でしょ?」とコメントする

それがプロ麻雀の現状(コメント欄の現状)

「結局運でしょ?」と「萩原弱い」が混雑するコメント欄

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萩原聖人が負けているのが実力不足と批判するなら麻雀は実力ゲーと肯定する事になり

麻雀は運ゲーと言うなら萩原聖人は運が無いだけと言っていかなければならないジレンマ

だから萩原聖人が負け続ける意味が哲学的な話になる






麻雀というゲームを野球や将棋と同じ尺度で捉えすぎている人が一定数いる

競技の本質が分かってくれば、よりそのゲームを楽しめるようになります

例えば、相撲は始まる前から差があり99%勝てるのという取り組みが存在する

マラソンはさらに運の介入する要素は少ないだろう。始まる前で9割決まっている

素人がプロに勝てる要素はない。


将棋は始まった時点で平等だ

しかし、先手だろうが後手だろうが、ホームグラウンドだろうがアウェーだろうが

強い方が勝つ。実力ゲーでしょう。

野球は審判のせい、アウェーだった、DHありだった、言い訳が介入する要素は多い。

野球のリーグ優勝チームは平均6割2分の勝率らしい。

3割8分弱いチームに負けているわけだ。

これでは完全実力ゲーとは言い難い。

その曖昧さが魅力かもしれない。そこは麻雀に通じるものがある。


バックギャモンというゲームを御存じ?西洋すごろくと言われる運ゲー

簡単に説明するとサイコロで早く上がった方が勝ち

サイコロだから強い人が負ける事も当然ある

しかし人間はすでにAIに勝てない

AIの選択以外の手はミスであり、1局を通じてそのミスが少ない人間ほど強い

ただし、強い人が必ず勝つわけではない。あくまで勝つ確率が高いだけ

確率のゲーム 麻雀はバックギャモンにかなり近いし、バックギャモンは麻雀の未来と思う。






博打とか運ゲーという偏見で切り捨てるのはもったいない麻雀の魅力と深さ

タイトルの 最強戦 近藤誠一か多井降晴に最強位を獲って欲しい理由についてですが、自分が強いと思っている人に勝って欲しいっていうただのファン心理なだけですね。

堀江さんが最強位になる可能性があるのが麻雀

素人が麻雀界のビッグタイトルを獲ってしまうという恐怖は常にある

そういう意味も含めて目を離せないです。他のコンテンツには無い楽しみ方ですね。

だから言い尽くされた「麻雀は運ゲーか」という議論をまたも考えさせられるきっかけになる そういう大会

ということで本日の最強戦を楽しく見ようと思います

12月13日15時からABEMATV お時間があれば見てねー

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小豆畑まお
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