野球の話 張本氏の「DHは野球本来の姿が失われる」発言に対する反論
こちらが張本氏の発言
打って走って守るは当然野球の本質
しかし「打って塁に出たらどうしよう」と考える投手がいる
DHなしで理想通りにはなっていない、打ちたくないという選手の存在は野球の前提が崩れている。そういう状況を生み出しているのはDH無し
今期だけではなく10年ぐらいセリーグの試合見てたら分かる事
張本氏の発言は頭の中での理想であり現実を見ていない
この辺の頭の固さが老人特有のものに見えてしまう
自分が赤信号無視して交通事故を起こしても相手が突っ込んできたと反論する人にも共通しているが、こういった人は目に入る情報を処理しきれていない
現実のバッターボックスから離れて立つ投手を見ればそういう発言は出てこない
「怪我したくない」
「走って投球に影響を出したくない」
「早く投球準備したい」
「バント練習や打撃練習に時間を割きたくない」
「打っても査定に影響しない」
残念ながらこれが現在のセリーグの打率1割程度の投手の思考
これを言うと必ず、打てる投手もいるのでそれが見れなくなるのがつまらないという人がいる
それほど打てる投手が出てきたら、ぜひDH解除してくださいと
本来の野球をしているのはパリーグの野球
張本氏は試合を見よう
両リーグの試合を見れば記事のような発言は出てこない
特にセリーグで儀式的な自動アウトを見たら怒ると思うが、何に対して怒る?打たない投手?そういう指示を出す監督?怒るべきはそういう状況を作った原因の制度に対してやってください。
日本で内角攻めされなかった大谷に対する疑問
ご存じのように大谷はメジャーで1割台と低迷している
日本での好成績を残した裏であまりメディアには出ないが、内角攻めされていなかったという事実が存在する
単純に打者として内角攻めされない事は大きい
何が言いたいかというと、各球団投手の内角に投げない暗黙のルールがあるこれまたDH無しでは野球以外の部分で考える必要が出てくる。これが本来の野球と言えるのだろうか。
8番申告敬遠9番勝負。そういった妙味は野球の部分以外での余計な考え
そこを考えず100%野球の部分、投げる、打つに集中できるパリーグと差が出るのは必然
DHあるなしは思っている以上に試合の行方、それに編成に関わってきます
セリーグでの攻撃側は「打てない9番の打線でどう点をとるか」守備側は「点を取られない為に打てない9番をどう利用するか」という場面が常に発生します。
そこが楽しいという人がいますが、「打つ、守る」に集中しているのはどちらのリーグかって話です。
まとめ
変化を拒む現状維持マインドって怖いよね
張本氏の発言はいつも論理性無視で嫌いなのだが、どうしても目に入っちゃうよね
DH論は結局どうなる?
ここまで記事を書いてきて
ファンの意見(ツイッターなど) 半々
セリーグ上層部 DH反対
巨人 賛成
張本 DH反対
選手会 DH賛成
という風に意見が分かれました
現場の意見が切実だと思いますね