「記事を外注して作ろう」となったとき何をすればいいのか(4)納品後の原稿確認(校正のポイント)編
こんにちは、まくらです。
紆余曲折あり半年かけてでやっと4記事目が書けました…!
とても今更ですが、脳内で考えることは簡単でもそれを実際の文章にするってかなり体力を使いますよね。
仕事とはいえ、毎日文章を書いているライターさんをホントに尊敬します。
1~3記事目までで、依頼についての手順までお伝えしたので、今回は上がってきた原稿の校正ポイントについて書いていこうと思います。
原稿が来たらチェックすること(校正のポイント)
ライターさんから原稿が来たら、さっそくチェックしていきます。
初めてのライターさんの場合、私は毎回ちょっとドキドキします(とんでもないことになっていたら…と思い)。
校正の際は以下の点を確認してみましょう。
チェックポイント1:構成案通りに書けているか(見出しの抜け漏れはないか)
まずは構成案の通りに書かれているかを確認します。
とても当たり前のように感じますが、ときどきうっかり見出しが抜けていることが本当にあります。そうすると記事の流れが悪くなっていると思うので、念のため確認しましょう。
また、構成案の内容にない見出しがあったり、見出しが変更されていたりすることもたまにあります。
そのこと自体はライターさんがいろいろと考えたうえで提案してくれたことなので、とても良いことですが、コメント機能などで変更に対してちゃんと説明がされているかどうか確認も必要です。
説明なしに構成案が変更されていた場合、「報告・連絡・相談があまりできてないライターさんだなー」ということでややマイナスポイントかなと思います。
ちょっとしたやり取りに違和感があってもそのままにしてしまうと、のちのち結局、そのライターさんとトラブルになることがよくあります。
気になったことは、FBの際などに伝えましょう。
チェックポイント2:依頼した文字数に達しているか
文字数が多かったり少なかったりすることはよくあります。
多い分には不要な個所を削れば問題ないのですが、少ない際はこちらで加筆しなければならないため、ライターさんに一度原稿を戻して追記してもらいます。
この場合も、申し送りで「なぜ文字数が想定よりも少なくなってしまったのか」をきちんと書いてくれている場合はまだ良いのですが、何も言わずにただ少なかったとしたら、ライターとしてのスキルが低いと判断してよいと思います。
チェックポイント3:正しい文章が書けているか(誤字脱字はないか)
文章を一通り読んで、日本語が正しいのか(助詞の使い方や言葉遣いなど)、誤字脱字が無いか、漢字の表記の揺れ(平仮名だったり漢字だったり混ざっている)がないかのチェックは重要なポイントです。
ライターといえど資格がある訳ではないので、極端な言い方をすれば「誰でもなれる」職業です。そのため、単語の使い方や言い回しが間違っているライターさんは結構います。
1回の修正はそれほど手間ではなかったとしても、何か所も修正すると手間がかかりますし、だんだんとそういった原稿を校正することが憂鬱になってくるので、継続して依頼するのはやめた方がいいでしょう。
また、日本語としては間違っていないけれど、「なぜか文章が読みづらい」「文章が頭に入ってこない」という場合もあります。
理由は一概には言えませんが、修飾語が多かったり、一文が長すぎて結論がどこなのかわかりづらかったり、やたらと句読点が多い文章なのかもしれません。
読んでみた後に「なんだか微妙だな…」と思ったら、それはもうライターさんの文章の個性で修正が難しいので、残念ですが次回以降の依頼はお見送りしましょう。
チェックポイント4:記事全体を通して矛盾はないか
記事の冒頭ではAと言っていたのに、後半ではBと言っている。などの矛盾もときどきあります。
初めてのライターさんの原稿は未知数なことが多いので、矛盾がないかを疑ってかかるくらいの気持ちでよく読んでみましょう。
チェックポイント5.依頼した文体になっているか
依頼の際に、丁寧口調なのかラフな口調なのか、硬めの文章なのかそれともやわらかめの文章なのかなど、文体(文章のトーン)を伝えていると思うので、それが守られているのかもチェックします。
文体の依頼の難しいところは「硬めの文章でお願いします」といっても、人によって「どのくらいを硬めの文章というのか」は若干異なるため、初回の原稿では思っていたトーンと違う…ということもあるかもしれません。
ですがその場合、細かく修正を入れて「こういう表現は今後このようにしてください」など、具体的にフィードバックすることで直ってくる部分だと思います。
文体はすり合わせが必要な部分なので、初めから多少トーンがずれていたとしても、修正をお願いしていけばイメージ通りの文体の記事になっていくはずです。
チェックポイント6.転載禁止の資料を使用していないか
ライター歴が長いライターさんであれば、資料を勝手に使うなどはしないと思いますが、まだ経験が浅いと、「引用元を書けばどんなデータでも勝手に使っていい」と考えている人もいるかもしれません。でも、それは間違いです。
国のデータは基本的に転載や引用は自由ですが、企業が公表しているデータは、「自由に使用してもいい」という場合もあれば「利用時には必ず許可を得てから」という場合もあります。
そのため、ライターさんの原稿で何かのデータが引用されていたらどのようなデータなのかを確認し、許可が必要な場合には、許可を申請しているのかどうかまで聞きましょう。
もし勝手に使用していた場合、次で説明するように文章を盗用している可能性がある人かもしれないので、次回以降の依頼は検討したほうがいいかもしれません。
チェックポイント7.他の記事をコピーして使用していないか
このチェックはとても大切です。
まさか他の記事を全コピーしてそのまま送ってくる人はさすがにいないと思いますが、他の文章の前半と後半を入れ替えて、てにをはを変えただけの文章を提出されるということはときどきあります。
チェックの仕方としては、コピペ対策のチェックツールがあるのでそれらを使うのがおすすめです。コピペリンというツールは、月々500円から使えるのでそこまでコストはかかりません。
経験値がある(プロ意識の高い)ライターさんの場合はそもそも自分でコピペツールを使ってくれていることもあるので、そういう方がいたらホントに最高です。
(きっとプロ意識があるので、これからもいろいろと学んで頑張ってくれそうという期待も持てる)
初めてのライターさんに依頼する際は、コピペリンをやっておいて損はないと思います。
■それ以外のチェックポイントとは?
上記で、主に原稿に関してチェックすることをお伝えしました。
それに加え、ライターさんとのやり取りの中でチェックしておきたいポイントを書いてみます。
原稿の質はもちろん大切ですが、これから仕事で取引する上でコミュニケーションの部分も大切ですよね。
社会人として仕事をする以上、当たり前のことのように感じますが、プロ意識は人によって異なるので、以上に挙げたようなことができてない方も中にはいます。
個人的な意見では、内容がしっかりしているかどうかは、上記に挙げた対応と比例していると感じます。
経験上、原稿の中で細かい気づかいをしてくれたり、毎回丁寧な返信を下さる方のほうがプロとしてしっかりしていて、依頼の趣旨をくみ取り、完成度の高い原稿を上げてくださることが多いです。
そのため一概には言えませんが、そのライターさん(制作会社)と気持ちの良いコミュニケーションが取れるかどうかも、今後の継続依頼の1つの決め手になると思います。