「記事を外注して作ろう」となったとき何をすればいいのか(5)初回発注後にまた頼むか検討する編
こんにちはまくらです。
やっとこ5記事目になりました。
前回で初回の納品までの流れをお伝えしたので、今回はその初回の原稿を振り返ってまた頼むかどうか決めましょうというお話について書いていきます。
1回書き始めると流れに乗ってかけるんですけどね、1回書くのをやめるとまた書き始めるのに時間がかかりますよね。(本当に不思議)
■初回の納品を経て振り返るポイント
初めてのライターさんに頼んで、思った通りの原稿を上げてくれることもありますし、そうでないことも多いですよね。
次回以降頼むかどうかは、一度振り返って考えたいところです。
私が初めてのライターさんにお願いして初回納品をしてもらった後、今後頼むかどうかを決めるポイントは以下のような感じかなと思います。
前回の記事の「校正以外のチェックポイント」と内容はかぶるのですが、原稿の質もさることながらやっぱり総合的に見て、今後もお付き合いしていきたいかどうかを決めたいので、気になるポイントが似たようになっています。
まず、一番気になるのが締め切りを守れるかどうかです。遅れる場合も、「遅れます」と連絡があればあまり問題ないのですが、ときどき本当に何も言わずに遅れてくる人がいます。
プロとして仕事をしている以上、相手に連絡をするのは当たり前なのでどんなにいい原稿を書く方でも、私はもう頼まないかなと思います。
やっぱり仕事をする以上、信頼関係って大事ですよね。
なお、お付き合いの長い方がたまに遅れるのはもちろん全力で許容します。
次にメールの対応です。悪くても別に「もう頼まない」ということに直結はしませんが、メールを小まめに返してくれる方のほうがこちらも安心できるので、また頼みたいなという気持ちになります。
また、小まめにメールを返信してくれる方=気遣いができる方だと思うので、原稿を書くうえでもさまざまな要素に気を使って書いてくれそうなイメージがもてます。(あくまでも、私の勝手なイメージですが)
その次に内容の話になりますが、原稿における言葉遣いも気になるポイントです。
同じ内容でも言葉のチョイスの仕方で全然印象が変わりますし、硬めの記事なのにラフな言葉遣いで書かれていることもあります。
たとえば「業者に丸投げする」という表現でも意味は通じますが、「業者」や「丸投げ」という言葉は乱暴な言葉のイメージなので記事にはふさわしくないです。
記事に書くとしたら「企業にすべて委託する」といった表現が適切かと思います。
でももし、そういった言葉遣いでSEO記事を書いてしまうライターさんだとしたら、言葉遣いというのはなかなか直らないので今後続けていくのは難しいかもしれません。
また、こちらは相性や好みにもなるかもしれませんが、構成案に書いた意図をどこまで組んで買いてくれているかも、今後頼むかどうかのポイントだと思います。
参考記事をつけて「この内容でお願いします」と書いてもあまり伝わらず、「確かに言ったことを書いてくれているけれど、意図していた文章としてまとまってない」という印象の文章になることもあります。
伝え方が悪いのかもしれませんが、こちらの発注側とライターさんの相性というものがあると思うので、もしかしたら分かり合えない相性なのかもしれません。
でも、「今回だけたまたま意図を汲んでもらえなかった」という可能性もあるので、少し様子を見て判断したいところです。
■次回発注するかどうかを迷った場合
以上の点などを確認して、次回発注するかどうか迷ったとしたらどうするかについて、自分なりの意見を書こうと思います。
結論からいうと、「締め切りを守らない」「記事をコピーしている」というプロとして問題がある場合を除き、とりあえず2回目も発注します。
なぜならやはりライターさんを探すのはそれなりの時間がかかりますし、初回はお互いにいろいろな行き違いがあると思うので、よっぽど原稿の質が悪い場合を除いて発注すると思います。
ですが、そのまま同じように発注してもまたすれ違いが起きてしまう可能性があるので、「なぜ修正したのか」「今後はどのようにしてほしいのか」のコメントを入れた校正後の原稿を渡すことが大切です。
実際の原稿を元に具体的に説明することでライターさんも分かりやすくなると思うので、少し手間はかかりますが丁寧にコメント入れすることをおすすめします。
きっとプロのライターであれば、クライアントの要望に応えようと改善していってくれるはずです。
その後もどうしても改善されなかった場合は、とても残念ですが、次回発注は一旦なしということをきちんと伝えます。
ライターさんを探してお願いしたのにあまりいい記事が得られなかったとしても、今後どのような人をアサインすればいいのかの経験値がたまっていくと思うので、無駄だったと思わずに前向きにいきましょう。
■参考:請求書の発行依頼・処理
1カ月分記事を書いていただいたら、その1カ月分の文字数をカウントしてライターさんへ請求書の発行をお願いします。
私の場合は以下のようなメールを送って、請求書をもらうようにしているよということをせっかくなので書きますね。
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〇〇さま
お世話になります!
11月分の原稿の文字数をカウントしましたので、ご確認の上、
今月分の請求書をお願いいたします。
今月は文字数が多いのにスピーディーなご対応、誠にありがとうございました。
以下、原稿ごとの文字数になります。初稿から文字数を削ることはなかったため、すべて初稿の文字数で計算しております。
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・KW「ネットショップ 開設」
5,610文字
・KW「ネットショップ 比較」
7,195文字
・KW「開業届 方法」
6,134文字
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合計 18,939文字×3円=56,817円
ご確認いただき、大丈夫でしたら●日(金)正午までに請求書を送っていただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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大体このようなメールを一度送り、ライターさんにも確認してもらってから請求書をいただきます。
ポイントとしては①どの原稿をベースに計算しているのか伝える②構成案の文字数を抜いた文字数で計算することです。
① は一応、ライターさんも気になると思うので書いておいた方が良いと思います。
② は私も昔、途中まで気づかずにやっていたのですが初稿の文字数=ライターさんの書いた文字数ではないことに注意が必要です。
どういうことかというと、構成案を支給の場合「タイトル・見出し」の文字数はこちらで書いている分ですので支払う必要はなく、初稿の文字数から構成案分の文字数を差し引いた文字数が本当に執筆してもらった文字数です。
私の今作っている記事では1記事当たり、大体300~500文字くらいの構成案をお渡ししています。500文字×3円の場合、1,500円の差が出てきます。
よく考えれば気づくのですが、うっかり初稿の文字数で算出してしまいなので、皆さんも注意してくださいね。
というわけで、このライターさんへの初回依頼シリーズは一旦この記事で終了です。
読んでいただきありがとうございました。
また気づいたことがあれば、ぽつぽつと書いていきたいと思います!