マラソン全国制覇への道 6/47(東京都) 2017 東京マラソン
人間万事塞翁が馬
2/7
勝田全国マラソンが終わってから、右ふくらはぎに強めの痛みを覚えていた。ジムのストレッチポールで右ふくらはぎを伸ばしていた時に、突然、右アキレス腱に激痛が走った。今まで経験したことがないような鋭い痛み。
慌ててストレッチポールから離れる。
少し歩いてみる。強い痛みが走る。
ただ歩いただけで。これはダメな痛みだ。
その日は大人しく帰宅。
2/12
トレッドミルでゆっくり走ってみる。痛みは全くなし。大丈夫そう?
2/13
テーピングをしてロードでゆっくり走ってみる。若干違和感があるけど大丈夫そう。東京マラソンをどう走ろうか迷う。
2/15
トレッドミルでビルドアップ走。ラストを14km/hまで上げても大丈夫。良かった。
2/18
試しにロードで走ってみることにする。ゆっくりのペースで走り始める。問題ない。試しにスピード上げてみる。スピードを上げた途端、右アキレス腱が痛んだ。
少しスピードを上げただけで、この痛み。
東京マラソンまで1週間。とてもフルを記録狙いで走りきれるとは思えなかった。
走らないという選択肢はない。倍率は10倍を超えている、次はいつ当選するか分からない。
テーピングで固定して、ロキソニンを飲んで、ファンランのつもりで様子を見ながらゆっくり走ることに。
レース
2/26
東京マラソン当日。ロキソニンをレース前に1錠、レース中に1錠、服用。(今なら飲まずに走って、少しでも故障系の痛みあれば無理はせず潔くリタイアする)
・記録狙いでは走れないので、前年の熊本地震の復興支援も兼ねて、くまモンの仮装をしてファンラン。やらない偽善よりやる偽善。
・沿道からの応援がお祭りのような賑やかさで凄い。海外の方からの情熱的な応援もあって新鮮。仮装をしたおかげで色々な方から絡んでもらえて凄く楽しい。
・途中で「仮装でサブ3.5いけるよ!」と声を掛けられ、「頑張ります!」と返答するも、内心「サブ3.5では嬉しくないな・・・」と複雑な気持ちになる。割り切ったつもりだったけど、やはり記録狙いで走りたかった。その後、贅沢すぎると反省。
・増上寺付近のスライドで、サブ3ペースで必死に単独走をするランナーの方を見て、私は何でこんなところを走っているんだろう、と少し落ち込む。この夢のような舞台で走らせてもらっているのに感謝が足りん。割り切れていない。
・幸いなことに酷い痛みをおぼえることなく、ありがたいことに最後まで走りきれた。タイムは3時間40分位だった。酷い痛みはなかったけれど、スピードを出すと痛みが走りそうな違和感はあった。今までの故障は少し休めば治っていた。しかし、ここまで酷い故障は初めてだった。
マラソンを初めてから慢性的にどこかを痛めている状態で、ろくなケアもせずに、安易にロキソニンに頼りながら、痛みを誤魔化し続けてきたツケがいよいよ回ってきた。
今シーズンラストのレースである佐倉朝日健康マラソンまで残り1か月・・・・
マラソン全国制覇への道(番外編 サブ3への道 )2017 佐倉朝日健康マラソンへ続く
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