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口に出さないで思っておけばいいこともある

ベッドから起き上がる際に脚を振り上げ/振り下ろして、伸膝前転みたいに起き上がる癖があります。藁科です。

#クセ強め
#この起き上がり方でマウンティングされたことがある
#起き方くらい好きにさせてと思った思い出

さて、今日は

口に出さないで思っておけばいいこともある

について。

自身の失敗談(経験談)も含みます。

現在小見出しのみ。内容は後ほど。
→更新しました

●「思っとけ」と思う瞬間

西野さんの相方への炎上騒動でのお手紙でも話題になった、「思っとけ」

最近これについてよく思うことがあります。

自分に直接被害がないにもかかわらず、感情移入しているのかその人になり変わって怒っている人。
自分とは関係ない人の噂話や嫉妬、誹謗中傷。
TwitterやFacebookなどのSNSでの粗探し論争。

思うことは自由だし、それをとやかく言うことはないけれど。

言葉にして、声に出して、インターネットを通じて文字にする。
これらによって影響を受けてしまう人がいる。
場合によっては傷ついてしまう人もいる。

人それぞれ感性は異なるし、理解できる範囲も違う。
納得できることの幅も違う。

だからこそ、感情的な時でなく、心が平常な時にコミュニケーションを交わすことが大切になる。
理性的な情報共有の積み重ねが、物事を前に進める原動力になる。

「思っとけ」で平和に進むことがある。
そして、自分の時間を無駄に使わなくて済むようになる。

※こちらの記事でも紹介されていました。
同じような感性を持っていて、なにやら嬉しくなりました。

●目についたことについていじりたくなる人がいる

これまでを思い返すと、

〇〇に違いない!
××を企んでなにをするんだ!
俺に逆らうからこうなるんだ! など

こうした言葉を直接・間接ともに受けたことがあります。

あられもない事実を捏造し、自分の中で論が進んで正義感からか、言葉や権力での責め苦にあわせようとする人が残念ながら何人もいました。

確かに自分にも非があることがあったのだと思いますし、とても傲慢な態度をとってしまったこともあったかもしれません。
しかし、自分の「選手を全力で支えたい」という信念を侮辱された時には、感情が揺らいでしまったこともありました。
複数年に渡って力を尽くしてきたことを、いともたやすく否定されたことにも、怒りの感情がおさまらなかったことがあります。

このような経験も踏まえて、今は自分を大切にしてくれている選手・周りの人に感謝して、その人たちに恩返しをしていきたい、という想いが強くなっています。

他者を蹴落とし、再会してもそれを覚えていないような人もいる。
罵声を浴びせたことを、覚えてもない人もいる。
自分だけが正しいと嫉妬を隠さず、自分の価値観を押しつける人もいる。

自分が変えられるのは、自分だけ。

自分が他者に同じようなことをしないように、振り返り続けたいと思っています。

●思ったことをすべて口に出すことでスッキリするのは自分だけ

少し重たくなってしまったので、本テーマに関する大学教員あるあるのお話を最後に。

私自身も授業をすることが多いのですが、

話したいことが多すぎて、授業時間におさまらない

ということが対面授業にてありました。

授業資料を作り、配布資料を配り、授業前にプレゼン練習をしていたりすると、思い入れが強くなりすぎて、独りよがりな授業になってしまうこともある、ということです。

前の方に座っている意欲的な学生にはおそらくそれくらいの熱量でちょうどいいのかもしれませんが、大半の学生には少し小うるさいなくらいの気持ちが生まれてしまうくらいなのだと思います。


授業を担当したり、人前に立つことをそれなりに経験してきて、これらに対して何が必要なのか、何が大事なのかに遅まきながら気がつきました。

このような場合に必要なのは、「熱意」と「エンターテイメント性」なのだと。

授業に対する熱意で話したいことの押しつけだけをするのではなく。
学生や選手からのリアルタイムの情報を加味した上で、話すことを絞ったり、言い方を変えたり、または思い切って準備したことを「言わない」選択肢をとる。

つまり、思ったことや準備したことをきっちり全部話せてスッキリするのは、「話す側」だけ。
「聴く側」のニーズや興味を踏まえ、表情や雰囲気を感じ取り、準備したことのエッセンスを使いながら「惹きこむ」ことが求められる。

楽しかったら授業を聴くだろうし。
面白かったら顔をあげるだろうし。
熱量に応えるなら、「聴きたい」気持ちに応えて目や姿勢がそうなる。

学生がつまらなさそうにしていたら、自分のプレゼンスキルがなかったと反省する。
もしも寝ていたら、面白くない授業内容だったのだと準備したことを振り返って改善する。

双方向のやりとりで、授業や指導を面白く・実のあるものにしていきたいですね。

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自分のこれまで感じてきたことをなるべく客観的に振り返り、今後の自戒を込めたスタンスの整理をさせていただきました。

お読みいただきありがとうございました。


今日はここまで。

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●藁科 侑希(わらしな ゆうき)
 大学教員として、教育・研究現場で活動中。また、スポーツ現場でもトレーナーやコーチとして活動。選手や学びたい人にとって、最良のアドバイザーであることをモットーに、肩書きにとらわれない現場目線のサポートを模索中。 #西野亮廣エンタメ研究所 サロンメンバー

【現在の大学担当授業】東京経済大学・千葉大学・日本女子体育大学

<体育実技>
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●トレーニング理論実習

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【保有資格】

博士(スポーツ医学 筑波大学)
日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
NSCA認定パーソナルトレーナー
高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
赤十字救急法救急員

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