Ryo

「しなくてもいいをすることで日常が彩りをもつ。」 その時に自分が感じたこと、過去の自分に伝えておきたいことを残せるように。 たまたま出会った人の役に立てたらうれしいです。

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マガジン

  • 2022年デンマーク・フォルケホイスコーレ留学

    デンマークのフォルケホイスコーレで感じたことをまとめています。

  • ベルギーボランティア

    ベルギーボランティア体験記

最近の記事

日本に帰ってきてから2ヶ月経った。

こんばんは、Ryoです。11月急に寒くなってきましたね。そろそろ、暖かいコートを取り出そうかと思っている今日この頃です。 特に、執筆のペースを決めているわけではないのですが、なんとなく思ったときに筆を執ろうを思い、PCを立ち上げました。 イギリス大学院から日本に帰ってきて早2ヶ月経ちました。そろっと身近に起こったこと、感じていることを書きたいと思います。 帰ってきてわりとすぐ、イギリスの現地から続けていたインターン先でのお仕事を週5にしてもらい、せっせと働き始めました。

    • 胸を張って日本に帰ることを決めた話

      こんにちは。Ryo です。 8月も後半で、修論の最後の仕上げに取りかかっている最中です。 (記事を出したのは9月の中旬です。無事修論も終わりました!!) 今日は、なんだかんだもやもやしていたことが少しすっきりした、光が見えた気がしたので、そのことを書きたいと思います。 そのもやもやの正体とは、大学院修了後、イギリスに残って現地就職の道を模索するかどうか、ということでした。 大学院に来るまでは、そもそもイギリスの大学院を自分が卒業できるのかという不安に溢れていました。

      • 課題を終えて、思うことをぽつぽつと

        こんにちは、ryoです。 気がつけば、久しぶりの投稿です。 5月は課題の〆切期間でそこに集中していたのだなと改めて感じます。 課題期間が終わり、少し余裕が出てきたので、思うことをつらつら、ぽつぽつと書こうと思います。 7月のイギリスは既に日照時間が長くなり、21時頃まで外が明るいです。冬と比べてなんだか、町全体が活気を取り戻してきたようで、嬉しい。。 修士生活も残りは修論となったときに、他の学生はどう過ごしているのでしょうか? 私の友達では、母国に帰る人(もう戻ってこ

        • 大学院卒業までにやりたいこと

          こんにちは、ryoです。 3月中旬。イギリスでも少しずつ春の気配が、、、と思いきや雨が降る。 というような日常を過ごしています。 イギリスでももう数週間で素敵な花が見られる季節になるよ。と友達に励まさせるのですが、それはいつになることやら。(苦笑) 日本だと春は別れと出会いの季節ですが、イギリスではEaster Breakといって、休暇を取る時期でもあるそう。この春に大学を卒業された方、おめでとうございます。 とそんな雑談から、大学院も8月末には卒論を提出、5月には二

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        • 2022年デンマーク・フォルケホイスコーレ留学
          12本
        • ベルギーボランティア
          2本

        記事

          Home の概念が変わってきた話

          おはようございます。ryoです。 大学院の春セメスターが始まりました。 今回は、移民とトランスナショナリズムという、なんだか文字を見ただけではふわっとしかつかめないことを学んでいます。 Week 3 を超えると、その概念や背景知識がついてきて、ようやく授業の内容やその課題の背景が見えてきます。なので、これからもっと面白くなるかな、と期待を寄せています。 さて、今回は、後者の移民のアイデンティティの話とも通じますが、 自分の中で、Home、”家”の感覚が変わっていきてい

          Home の概念が変わってきた話

          あなたの鞄にはなにが入っていますか?

          こんにちは、ryoです。 最近(1月中旬)、イギリスは日照時間も気持ち、長くなって、冬晴れのような日を楽しめることが増えてきました。 今思うと、日照時間に嘆いていた11月・12月とは様子が異なり、自然と気持ちが前を向いています。 さて、今回は日経新聞の記事で見つけたこの話題。 「鞄の重さが、ぼくの行き先を決めてしまうのです」 この引用は、「笑う月」安部公房(新潮社)からです。 元の日経新聞の記事はこちらhttps://www.nikkei.com/article/D

          あなたの鞄にはなにが入っていますか?

          共感に反対? 認知的と感情的な共感の違い

          こんにちは、ryoです。イギリスはすっかりクリスマスシーズンで、なんだか町が一段と活気に満ちあふれている感じがします。 今回は、大学院の専攻とは異なりますが、興味深い本を見つけたので、皆さんにシェアしますね。 元になっている本は、Paul Bloom (2016) Against Empathです。   みなさんは、共感とは何だと思いますか?? ちなみに、共感にも2種類あります。認知的共感と感情的共感。 感情的共感とは、他人の立場に立って、相手の感情に思いを寄せるこ

          共感に反対? 認知的と感情的な共感の違い

          秋学期の後半戦。

          こんにちは、Ryoです。 早いもので、秋学期(9月-12月)のレクチャーが終了しつつあります。 とはいっても、最終課題があるのでまだまだ道半ばですが。 簡単な自己紹介はこちらから。 学問を通して自分の見える世界が広がった感覚がある一方、じゃあこの広がった世界の中で自分は何をしていけば良いのか、と呆然することがあります。 開発には、当事者のコミュニティや国、政府、NGO、企業、ドナー、UN、etc など本当に多くの機関が関係しています。 その中で、将来的に自分はどの立場

          秋学期の後半戦。

          Oxfam ボランティア、始めました。

          こんにちは、ryoです。 先日の投稿で、イギリスで天気がコロコロ変わる話をしましたが、自分なりに解決策がでました。 結局、雨でも予定に出かけていく気にせず出かけるのが一番かな、、と思っています。(苦笑) さて、今回はOxfamで、ボランティアをし始めたお話です。 (○○、始めました、って個人的に好きな表現です。) Oxfam とは、一言でいうとイギリスのオックスフォード発の国際協力団体です。詳しい説明はこちらから↓ 日本と比べて、驚いたことの一つですが、イギリスではチ

          Oxfam ボランティア、始めました。

          コロコロ変わるイギリスの天気についての自由考察

            こんにちは、ryoです。 イギリスに来てから気がつけば、1ヶ月が過ぎました。 少しずつ、自分の中での生活のルーティーンのようなものができつつあり、腰を落ち着けて生活をできていて、心地いいです。ご飯の自炊やスーパーへの買い物、部屋の掃除や洗濯などなど。 さて、そんな心地よさとは裏腹に、今回はコロコロ変わるイギリスの天気について思ったことをつらつらと書こうと思います。 BBCの記事によると、イギリス人の10人に9人は過去6時間以内に天気の話をしているとのこと(笑) h

          コロコロ変わるイギリスの天気についての自由考察

          脳性麻痺を持つ人々との暮らし in ベルギー

          こんにちは、ryo です。 今回はひょんなことから、脳性麻痺を持つ人が住む施設でボランティアをすることになりました。しかもベルギーで。 そのきっかけや、感じたことを紹介しますね。 個人的にはかなり衝撃を受けた体験でした。 きっかけは、国際ボランティアを行なうNICEのプログラムに参加したこと。 現地でのボランティアと現地NPOの事務局インターンができる1ヶ月のプログラムで、ちょうど海外NPO・NGOでの経験を積みたいと思っていた私にはぴったりでした。  募集を見つけ

          脳性麻痺を持つ人々との暮らし in ベルギー

          イギリスに来てからの振り返り 修士編

          さてさて、前回の投稿から早くも1ヶ月少々が立ちました。 みなさんはどんな日々を過ごしていますか? 私はベルギーでのボランティア生活が無事に終わり、イギリスの大学院に入学しました。 授業開始から2週間立って、ようやく生活が落ち着いてきたという印象です。 ここのところ、1ヶ月や3ヶ月くらいのスパンで住む場所、出会う人々がめまぐるしく変わり、そろそろ腰を落ち着けて暮らしたいと思っていました。常に新たな環境は刺激が多い分、ストレスも自分にかかっていたんだなと感じています。 と

          イギリスに来てからの振り返り 修士編

          あいまいなことをあいまいなままに in Belgium

          こんにちは、ryo です。 前回の投稿から、時間が経ってしまいましたが、ふとまたnoteに書きたくなって筆を執りました。 近況を少し紹介しますね。デンマークのフォルケホイスコーレを経て、気がついたら、イギリスの大学院に進学していました。 現在は、学期が始まる前ですが、早めにヨーロッパに来て語学勉強とちょっとボランティアでもするか、と思い、ベルギーに流れ着いています。 ベルギーでのボランティアも、私の人生の中でかなり印象に残っているので、また機会をみてシェアしますね。

          あいまいなことをあいまいなままに in Belgium

          【デンマーク留学⑫】フォルケホイスコーレは人生の学び舎だったのか?

            こんにちは、ryoです。 みなさん、明けましておめでとうございます。 気がつくとあっという間に2023年に。ちなみに、私はシンガポールのカウントダウンイベントで年越しをしました。初めての海外での年越しで、ワクワクしました。その時の話もまたどこかでかけたら良いなと思っています。   ちょうど2022年の12月末にフォルケホイスコーレ(international people’s college)を卒業しました。 世界各国から集まった友達と過ごすことのできた魔法のような時間

          【デンマーク留学⑫】フォルケホイスコーレは人生の学び舎だったのか?

          【デンマーク留学⑪】 Tsunamiについてプレゼンしてみた話。

            こんにちは、ryoです。 先週、Swedenに1日プチ旅行をしてきました。訪れた都市は、Helsinborg。 IPCのあるHelsingor の姉妹都市と言われて、フェリーで30分かからないほどで到着できます。歴史的には、Helsingor とHelsingborgは貿易都市として栄えていたとのこと。 姉妹都市ではあっても、SwedenとDenmarkで町の雰囲気は異なり、新鮮な旅でした。   さて、今回はTsunamiについて話をしたいと思います。きっかけは、移民

          【デンマーク留学⑪】 Tsunamiについてプレゼンしてみた話。

          デンマーク留学⑩ 手放すときを知ること

          こんにちは、ryoです。 デンマークではいよいよ、最高気温が4度、夜は-1度になり、冬がひしひしと近づいてきているように感じます。 さて、そんな寒さも楽しみながら、今日はknow when to let them go 、 について紹介したいと思います。 直訳をすると、忘れるときを知るということでしょうか。 この言葉は個人同士で対立がおきたときにどう解決するかという授業で扱った概念の一つです。 今回は自戒の意味も込めながらそのことに関連して3つの概念について考えてみます。

          デンマーク留学⑩ 手放すときを知ること