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人に話すことは、自分を受け入れる第一歩になる
安心して話せる相手はいますか?
パートナー、親友、実家の両親、
幼馴染の友達、大学の同級生、会社の先輩。
もちろん、話題によって話す相手は変わる。
では、誰にも話せていない想いはありませんか?
同年代に将来の話をしても、誰も答えを持っていない。
親世代に話をしても、時代が違うから参考にならないかもしれない。
そもそも、自分自身のことを誰に話したら良いのか
わからないし、話しても意味がない。
それでも、人に話すことには価値があります。
答えのない想いを話す意味は?
会話はお互いの知識や情報を交換して
答えを見つけることだけが目的ではありません。
自分の思いを他人に伝えながら、
自分自身がはっきり理解することに価値があります。
心の中にある想いは断片になっていて、
快か不快かはわかりますが、まだぼんやりしています。
それを、言葉にして脳が理解することで、
はじめて考えて対処できるようになります。
もやもやして気分が落ち込んだり不安になるのは
心が霧を発生させているようなもの。
心が感じていることを、脳が言語化してあげて
自分自身が理解してあげると、前に進めるようになります。
心のもやもやを形にする
心の声を言葉にすることは、うすうす気がついていたことを
よりはっきりと自覚することになります。
はじめての時は、特に辛いかもしれない😂
しかし、辛いのは一度だけ。
自分の弱さ、能力の低さ、ずるさ、
見たくないものの影がそこにあることを、
私自身も気がついていました。
それでも、それも含めた自分の感情を無視していると
脳と心と体が協力できない状態になってしまう。
まずは心の声に自分が耳を傾けることから。
自分の心を知ることは、自分を受け入れることにつながる。
心の土壌が安定するからこそ、
チャレンジしたり、楽しんだり、
安心して毎日を過ごせるようになる。
クリエイティブの種は心の中に
今までの「消費の時代」から「クリエイティブの時代」に
切り替わってきています。
どんな素晴らしい芸術も、
日々の仕事でのアイディアも、
一流のサービスやおもてなしも、
心で感じたものを形にしたからこそ
他人に伝えて、与えて、喜んでもらえてるのだと思います。
他人と競争して疲れてしまうなら
自分らしさ、自分の楽しみ、心で感じた感性で
価値を提供していければ、自分だけの強みになる。
人に話すのは、答えをもらうためではなくて、
自分自身を理解するため。
自分の良いところも悪いところも知ってる人に、
まだ話してなかった奥底の思いを
話してみてはどうでしょうか。