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後遺症って...①
無事、退院
無事に退院!と喜んだのもつかの間。
体調は、入院前より少しや痩せたぐらいで
さほど変わりはなかった。
ただ、1つ。付きまとうモノが私を苦しめた。
やっと遊べる~!!
入院中は、高校生ということもあり
”遊ばないと損!!”
という概念にとらわれていたw
なので、退院したら親の心配をよそに
すぐ遊びに出かけた。
う~ん…逆だったのかな。
心配かけないように遊びにいってたのかな。
当時の自分に聞きたい。
拭えない違和感
久しぶりのお出かけということで
気合が入った。
まだ、首の傷は治りきってなかったけど
ネックレスがしたかった。
ということで、装着!
傷が気になりながらも遊んで帰宅。
なんかおかしい。
きっと、傷を気にしながら遊んでたからかな。
頭も痛いし、肩も変。
変な感じがずっと消えなかった。
これがかの有名な…?!
私には、姉がいる。
姉は、小さい頃からよく
「肩凝った~」
と嘆いていた。
そんな姉をよそに私は
”肩こりってなんぞや”
というぐらい何も感じない人間だった。
だが、この首と肩の違和感が
私をこんなにも苦しめるなんて。
そう、私は生まれて初めて
《肩こり》
というものを知ったのである。
きっと治る
私はそう思っていた。
たぶん今は傷を気にしながら
行動してるから、変な力が入っているからなんだ。
と、思うことにした。
しばらくは、そう思って
毎日過ごしていた。
でも、それが治ることはなかった。どころか
酷くなっていく日々。
身体もメンタルもどんどんしんどくなっていった。
治るどころか酷くなっていく…
首に違和感を感じてから、症状は
どんどん酷くなっていく。
”肩こり”というとなんだか
誰でもあるじゃん!
私も肩こりよ!
って声が聞こえてきそうだが
私はあえて続けます(`・ω・´)ゞ
なぜなら、その検査(手術)がきっかけで
人生が変わってしまったといっても
いいからだ。
こんな生活になるなんて思ってもいなかった。
肩こりごときで!って思うが
そのたかが《肩こり》が私を苦しめている。
できない!
大好きだったネックレスもできない。
下着もつけていたくない。
タンクトップも着られない。
好きな恰好ができない。
できない、できない、できない…
できないことだらけの日々に
若い私は、イライラしていた。
不満ばっかりだった。
その姿を見て、母は苦しかっただろうなぁと
今は思う。
自分が決めたことで、子供が苦しんでいたら
自分のせいだと思ってしまう。
そんな母は
”いくらかかってもいい。治せる方法があるなら
絶対治してあげたい”
と言っていた。
なにか治療法が見つかれば
行ってみるものの、実感できることはほぼなく
期待して行く分、効果がなかった時は
ものすごく凹む。
メンタルがおかしくなる。
若い私には、なかなか受け入れ難い
現実だった。
そして、母には申し訳なかったなと
思う。
続く