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なんちゃって〇〇ばかり食べてませんか?  本物は高級食材で作る〇〇です? 

なにを想像されましたか?
グルメ通の方は知っているかもしれません。
それは本わらび餅です。

流通されている巷のわらび餅は
甘薯澱粉=さつまいもの澱粉
タピオカ=キャッサバ芋の澱粉
加工澱粉=芋等の植物から加工されあた澱粉
芋の澱粉が主な成分で作られたものです。
白く無色透明です。賞味期限は長いです。

はて?
そしたら本来のわらび餅って何でできているのでしょうか?
今までのお会いした感覚だと10人に1人原材料を知っているかどうかです。
意外と知られていません。

正解は山菜のわらびの根っこからとれる澱粉です。
結びつかないというか、連想できないですね。
すこし驚きです。
そのわらび澱粉からできることからわらび餅と言われています。
1200年前の平安時代より食べられていた和菓子⁉️で本来のわらび餅です。
灰色か黒ぽいです。賞味期限は20分ほど。

根っこから5〜7%程しか取れない澱粉で
根っこを収穫することから次の年から生えなくなるので植える作業と2〜3年ほど育てる時間を要します。

収穫された根っこは細かく裁断され水に洗って澱粉を抽出していき絞り汁として大きな桶に入れ、清水を入れ撹拌し澱粉が沈殿するのを待って、上に不純物の多い水を取り除き
新たに清水を入れ攪拌し、また沈殿を待ちます。
上水がきれいになるまで何回も繰り返し行います。
そして不純物が取れきった時に底に溜まった澱粉だけを取り出し乾燥させます。
生成にも自然乾燥で4ヶ月、乾燥庫でも11日かかります。

そして出来上がった澱粉が本わらび粉になります。
市販価格で1kg/2万円、高級食材となります。

本わらび餅といって量販店や和菓子屋さんに置いてあるものもありますが本来は賞味期限が短く、高単価になることから本わらび粉配合とか、使用とか書いて本わらび餅として売られているものが多いです。

はて?
配合や使用だけで本わらび餅になるのでしょうか?
決まりごと、決め事、取り決め、規約、規定が全くないのです。
どこを探しても何%とかもない、出てこないのです。
極論で言うと少しでも入ると本わらび餅になると言うことです。
なので成分的に芋の澱粉が多いわらび餅となります。

ここで皆さんの判断になると思いますが
お肉で例えるならA3ランクのお肉に少しA5ランクのお肉を加えるとA5ランクのお肉で売っても良い⁉️
アウトかセーフかは皆さん個々でお考えください。

そもそも本わらび粉のことがわかってない方も多いので販売するときに詳しく説明がいるかと思うがなされていない。

本わらび粉100%の本わらび餅を食べてみよう。本物です。芋ではありません。

1200年という伝統のあるわらび餅という和菓子ですが食べれるお店も少なく、本わらび餅をメインにしているお店をネット検索して全国で20〜30箇所❓ぐらいではないでしょうか。

一度は本来の本物の本わらび餅をご賞味下さい。
わらび餅だけで食すと舌触りが良く飲めるような食感、きな粉を付けるるまとわりついてくるような粘り、独特な風味と食感が味わえます。

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