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お姉ちゃんの言うことは絶対!
この作品の続編になっています。 こちらを読んでからの方が話が入りやすいと思いますが、読まなくても大丈夫ではあると思います! https://twitter.com/tenkarin_0418/st…
不登校だった唯一の友達は、俺への告白が好きみたい
愛:おはよ、〇〇。課題やった?
不登校だった愛季さんと、友達になって2週間。
もっと前から出会ってたんじゃないか!?
と思えるほどの、友達になった。
少しずつ、クラスに馴染めてきてるっぽい。
〇:課題やったよ。真面目だし
愛:えらっ!私、わかんなくて…
〇:課題写す?
愛:いいの?
〇:もちろん
愛:ふふっ、ありがと!
愛季は、課題をもらって答えを写し始めた。
普通の友達と
先生が恋人、っていう秘密の青春もありだと思いませんか?
ひ:〇〇君、真面目に授業受けてください。
ひかる先生の授業中。
机に頭を伏せて寝ていると、頭を優しく叩かれた。
つまらないわけじゃない。
むしろ反対。
〇:寝てるからって叩かなくても…
ひ:寝てる方が悪いです。
〇:見逃してくださいよ…
ひ:無理です。真面目に授業受けてください。
ひかる先生の担当は数学。
なに言ってるのか、ちんぷんかんぷん。
ここはインドか!?と勘違いするほ
ホラーを見て怖くなった彼女は、一緒にお風呂に入りたいようです
保:なぁ〇〇…一緒にお風呂入らん…?
ホラー映画を2人で見終わった後。
俺の家でほぼ同棲中の保乃に言われた。
いつもは保乃が先にお風呂入るのに、今日はお誘いが。
まさかこれは…
〇:怖くなった?笑
保:だって思ったより怖かったやん…!
〇:たしかにね。でも1人で行きなよ。笑
保:じゃ、じゃあ!脱衣所で待ってて…?
俺の服の裾を掴んで上目遣い。
これはかなり怖かったんだな。
し
子供のように可愛い彼女との日常
静かで、なにも音がしない朝のリビング。
元々静かな空間の方が好きだからか
やっぱり心は落ち着く。
温かいブラックコーヒーを
息で徐々に冷ましながら、1口飲んで、
ひ:るんちゃんの登場で〜す!
ごほっ、ごほっ、
あぶなっ。コーヒー吹き出すとこだった…
ひ:大丈夫?喉痛いの?
〇:いや、大丈夫…
ひ:あっ、コーヒー!喉乾いてたんだよね〜!
あ、それ、ブラック…
ひかる飲めないん
幼なじみからの急なプロポーズに心を振り回された日
由:私、結婚することにした。
…はい?
リビングで朝食を食べてると由依が…
幼なじみの由依は毎朝、俺の家でご飯を食べる。
俺を起こすついでに。
〇:んーっと、バカになった?
由:とてつもなく殴りたい。〇〇の方がバカだし。
〇:いやまず、年齢的にさ、
由:だから、結婚を予約するの。
だめだ。理解できない。
これは朝だからですか?
それとも俺がバカだから?
または由依がバ…
先輩。私と両思いになりませんか…?
瞳:〇〇先輩…今日もかっこええなぁ…
数学の授業中。
私は黒板も先生も見えていない。
見てるのは、校庭で体育中の先輩だけ。
顔がすっごく見える!って訳じゃないけど…
なんかもう、そこにいるのが愛おしい…!
瞳:〇〇先輩見れるだけで1日幸せやぁ…
頬杖をつきながら先輩を見る。
眺めるなんかじゃ、もったいない。
目に先輩の一瞬一瞬を焼きつけるように、見る。
"山下、どこ見てんだ?"
彼女に触ってはいけない猫耳ができたようです
天:私…猫耳がついちゃった…
朝起きると、隣で寝てるはずの天がいなかった。
不思議に思いながらリビングに行くと、
猫耳がついた彼女の天がいた。
天:私の前世、猫だったのかな…
〇:なにこれ。夢?
天:ううん、私に猫耳ができちゃったの…
〇:ふーん、触ってみてもいい?
天:猫の耳を触るなんてありえないっ!
天は猫耳を、手でガードするみたいに隠している。
朝からちょっとうるさいな…
マドンナと学校をサボって、湖で2人きりの密会
愛:ふふっ、まさか〇〇君と授業サボっちゃうなんてね。笑
4時間目の授業をサボって今は
2人きりで湖に浮かぶボートの上。
なぜこうなってるかと言うと…
遡ること1週間前。
・
愛:おはよ、〇〇君!
毎朝、1番最初にクラスに入っている僕。
とある日から同じクラスでマドンナの愛季さんも毎朝、僕の前や次にくるようになった。
そして教室に2人きりのこの時間を愛季さんは
2人きりの密会。
久々のデートなのに、彼女の雰囲気が少しおかしいような…
天:久々のデート楽しみだね?
彼女の天と一緒に2ヶ月ぶりのデート中。
今は目的地まで車で向かっている。
もちろん俺が運転をして。
天:水族館っていつぶり?
〇:んー、初デートどこか覚えてる?
天:私の家で勉強会
〇:さすが。その次が水族館じゃなかったっけ?
天: …そうー、かもね!
助手席で少し愛想笑いを浮かべている。
絶対覚えてないやつじゃん…笑
〇:あの頃、すっごい楽しか
日常だった後輩との帰り道が、特別な空間に
玲:せーんぱい!今日も一緒に帰りましょ?
1日の授業が終わり、玄関で靴を履き替えてると
なぜか俺にめっちゃ話しかけてくる、1年で後輩の玲とまた会った。
1つ上の俺にはほとんど接点がないのに。
正しくは俺が来るのを待っていたみたいだ。
〇:なんでまた…
玲:なんとなくです。なんとなく
〇:玲なら友達いるだろ…
玲:友達はいますよ。いますけど、先輩と帰りたいんです
ほんとにそう思って
好き、で染まった青春の1ページ
ひ:やっほ。ちゃんと部活やってるー?
サッカー部の朝練中。
幼なじみのひかるが多分暇つぶしにきた。
時間を確認すると、みんなが登校する時間より少し前。
〇:やってるよ。うるさいな
ひ:私と話してサボっていいの?
〇:そっちから話しかけてきたくせに…
ひ:応えるのが悪いんだよ?笑
ほら。やっぱり暇つぶしだ。
満足したのか嬉しそうに学校に向かっていった。
〇:なんで話しかけてくんだ
大好きな姉と、弟と、離れるのがお互いに寂しくて…
由:私、東京行くんだ。
22時。
いきなり部屋に呼び出され、なにかと思うと
聞きたくない事実が、空間に
心に、響いた。
〇:え、東京…?
由:うん。あっちで暮らすつもり。
群馬からでは遠すぎなくもない距離だが
高3の僕からしたらかなりの距離だった。
そして毎日一緒にいたのに、もうそれが…
由:でも、時々帰ってくるから。
〇:いや…そういうんじゃなくてさ…
由:なに。寂しい?
久々に再会した幼なじみに、想いを素直のままに
〇:久々に帰ってくると、落ち着くなぁ…
約3年ぶりに地元に帰ってきた。
家族には何も言わず、ドッキリがてらの帰省。
なんとなく、勢いで、ノリで、帰ってきた。
この空気感だけで若干泣きそう。
色々考えながら、駅からタクシーで家に向かった。
・
〇:ただいまー
母: …え?
〇:あっ、久しぶり。母さん。笑
母: …夢?
すごい驚いてる。
ドッキリ大成功!ってことでいいかな?
お姉ちゃんの言うことは絶対!
この作品の続編になっています。
こちらを読んでからの方が話が入りやすいと思いますが、読まなくても大丈夫ではあると思います!
https://twitter.com/tenkarin_0418/status/1763398757998117278?t=uqw8YHV-tAIjqVPRBOKXsQ&s=19
・・・
天:あっ、おはよ…
少し早起きしちゃって、リビングでのんびりしていると姉の天