見出し画像

「野外」「オールナイト」「映画フェス」を知ってるか!?

 2024年9月21日、オールナイト野外映画フェス「かつての水面と森の映画祭2024」に参加してきました。お客さんとしてではなく、ボランティアスタッフとして。「オールナイト」で、「オールナイト」で、「映画」のフェスって、なんだか情報が盛りだくさんですね笑
 
 音楽フェスの映画バージョンをイメージしてもらえれば良いと思います。

 あまりにも素敵な体験で、ドキドキとキラキラであふれた二日間でした。
一夜あけた今、あふれてくる思い出を文字に残したくてこのnoteを書いています。大作になりそうなのでこのnoteを公開する頃にはだいぶ時間がたっているかもしれませんが…笑


今年はあいにくの雨でした…

 
 このnoteは決して「公式」ではなく、あくまで個人の感想だということをご留意ください。あくまでボランティアスタッフの視点から、森の映画祭の魅力を発信していきます。

※実行本部を始めとした関係者の方へ
 特に掲載許可を取らずに本記事を執筆しています。情報の取り扱いには十分注意していますが、もし記事内容に問題がありましたら、お手数ですがご連絡ください。




『森の映画祭プロジェクト』とは

 2014年から開催されている「五感丸ごと楽しむ映画体験」を目指すオールナイトの野外映画フェスです。コロナ禍のオンライン開催を経て今年で11年目の開催となります。
 毎年コンセプトや開催場所を変えながら開催されています。また、コアメンバーを覗くスタッフを毎年新たに募集しているのも大きな特徴です。

年によって違う場所・雰囲気・世界観を楽しむことができる唯一無二のフェスです。

 空が暗くなり出した頃、1本目の映画の上映がはじまり、そのまま明け方まで様々な作品が上映されます。今年は「ラ・ラ・ランド」「さかなのこ」「パンダコパンダ」などの有名作品や、コアな映画好きに嬉しい短編映画やインディース映画など、様々な作品が上映されました。

インディースや短編映画が放映された「黒猫の尻尾」エリア

 
 会場には上映エリアが3つあり、まるで音楽フェスのステージみたいです。上映エリアの他にも、キッチンカーやマルシェ、バースタンドなどが並び、一晩中ずっといても飽きません。
 テントサイトでテント泊したり、会場から少し離れた温泉施設へ行って体を休めたりと、過ごし方はその人次第。深夜でも灯が絶えず、お酒を飲みながらわいわい話す人たちがたくさん見られました。

詳しい会場の様子はHPやInstagramでご覧ください。

 今年の目玉の一つは、かつてプールだった場所を上映場所として彩った「流れ星のきらめき」エリア
幻想的な空間で見る映画は、映画館で見る物とはまた違って見えたはずです。

当日スタッフとして参加してみて

 さて、私は映画祭に「当日スタッフ」として参加しました。当日の他は、事前の説明会とアフターパーティーだけのライトな参加です。

 当日スタッフ以外には、より長期間映画祭に向けて準備をするプロジェクトメンバーという人たち、また通年映画祭の運営をしている実行本部のみなさんがいます。なので、当日スタッフというのは当日前後のみの手伝いを行うメンバーだと考えてください。
 そうは言っても、一日を過ごせば当日スタッフだとか関係なくみんな仲良くなります!笑

 当日は、お客さんの案内をしたり、上映場所の装飾をしたり、休憩時間に映画を見に行ったりしました。

↓↓当日スタッフについてはこちら!↓↓
(公式です)


夢のような体験の後には、余韻がつきもの

 個人的な話になりますが、昔からイベントの余韻が大好きでした。高校の文化祭が終わった後、装飾が散乱している教室で1人余韻を楽しんだときから、祭(フェス)と呼ばれるイベントが大好きになりました。
 イベントが終わった後の達成感と寂しさがブレンドされた余韻を味わいたくて、色んなイベントで運営側として関わってきました。

 今回の映画祭でも、その余韻を楽しむことができました…!この余韻が良いイベントの証かなと勝手に思っています笑

真夜中の森の中で1人、エモい


ボランティアだからこそ…

 私は普段からイベント会場のスタッフとしてライブ会場などで働いているのですが、森の映画祭ではイベントバイトとは全く違った人との関わりがありました。

 イベントバイトをする目的は、基本的にはお金です。イベント好きな人もいますが、お仕事である以上お金を得るために働いている人がほとんど。

 一方、映画祭のスタッフは、多くの人が「自分が楽しむため」とか「映画が好きだから」とか「色んな人と話したいから」といった理由で参加しているように感じました。

 だからこそ、空気感が全然違うんです…!スタッフ同士でより盛り上げるためのアイディアを話したり、みんな心からの笑顔をしていたり…もう雰囲気最高でした!映画祭を成功させる、お客さんに喜んでもらうというゴールに向かって、同じ方向を向いてスタッフが動いていました。そういう連帯感の中でしか感じられないわくわくが、もうすごかった!!(語彙力)

 後はスタッフの皆さんいい人ばかり!本部のみなさんを初め、プロジェクトメンバーの皆さんの人柄のおかげで映画祭が成り立っていると言っても過言じゃありません。

 普段はそれぞれのお仕事・生活のある大人達が、全力で運営して楽しんでいる、まさに「大人の遊び」だなと、勝手ながら思っています。

こだわりを感じるフィルムランプ


最後に

どんな人におすすめか(お客さん、スタッフ)

 森の映画祭は、映画好きだけでなく夏の終わりに思い出を作りたい全ての人におすすめです!!純粋に野外で映画を楽しむだけではなく、会場全体を楽しめるのが映画祭の大きな魅力です。

 夏の終わり、夜、自然がいっぱい
これだけでもわくわくしてきませんか?

 気になった方は、ぜひ来年の映画祭に足を運んでみてください(きっと来年もやるはずです!笑)

 そして、その空間作りをしてみたい人、普段とはちがった場所で誰かと関わりたい人、イベントの運営に興味がある人、なんとなく面白そう!と思った人。きっとスタッフとして参加しても楽しめるはずです。
 
 

雨と灯でいい感じ 


2025に参加するか悩んでいる未来の自分へ

 (ここからは未来の自分への独白になります。読み飛ばし可)

 だいたい半年後の自分へ、きっと今あなたはプロジェクトメンバー募集の連絡を見て、とっても迷っていることでしょう。やりたい気持ちはあるけれど、研究や就活が忙しい。……と、忙しさを言い訳にして後ろ向きになっている姿が想像つきます。
 でもね、映画祭で感じたわくわくは本物だったよ。来年は、自分のアイディアで盛り上げたいって思ったのを覚えていますか?またこの人達と会いたいと思ったことを忘れてしまいましたか?
 大丈夫。あなたはワーカーホリックで、忙しければ忙しいほど生き生きする人だから忙しさになんて負けません。それよりも、この一期一会にあふれたイベントを経験できないことの方が、勿体ないと思うんだ。
 思い切って挑戦してみよう。絶対後悔しないから。


公式HP




いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集