不正なメアドが新規登録されてしまった!
登録した顧客データをアップデートしようと思います。
実は今回立ち上げたCRMのデータは、ECサイトの顧客情報を登録しています。
ECサイトでは、日々新しいお客様がいらっしゃるので、定期的に(できれば毎日)EC→ZOHO CRMへデータ更新したい。
しかもECサイトのお客様は、新規追加されるばかりでなく、住所や電話番号などを変更されるかたもいらっしゃいます。
それらを選び出すのは大変なので、毎回全件抽出してZOHO CRMを更新することをしてみたいと思います。
ということで、早速やってみました。
そしたら・・・おかしなことが起きました。
え!同じお客様が3人。ひとりだけメアドあり??
ということで、インポート結果を見てみると
上が追加のデータで、下が更新のデータです。
更新は狙い通りとして、どうして上のデータが追加されてしまったのか?しかも警告「データが無効です。メールアドレス」とでています。
そこで、インプットしたデータをみてみると、このお客様は2レコードありました。ひとつは正しいデータなのですが、もうひとつは・・・メアドがおかしい。
↓ 「.j」でおわっちゃってます。メアドの形式要件を満たしていませんね。
ZOHO CRMは、メアドの形式要件を満たさないデータのインポートがあった場合、「メアドめちゃおかしいじゃん!」といって警告を発してくれますが、「警告したから、メアドを除いて登録しておいてやるよ!」という動きをするようです。
親切なような、不親切なような・・・
今回の場合は、ひとりのお客様がECサイトで2回、会員登録されたようです。1つは①正しいメアド、もうひとつは②不正形式のメアド
これをインポートすると、①と②が登録されます。②はメアドを除外します。
次に、同じデータで更新インポートを行うと、①はメアドがキーなので同一人物とみなして「更新」。②はメアドがないので同一人物の判定ができず、新規ユーザとして「追加」されるようです。
つまり、登録を繰り返すと②が無限増殖する・・・
そもそもECサイトでメアドの形式チェックをしておいてくれよ!という気がしますが、こういうこともあるんですね。
注意が必要です!