2019.5.29「美しい古書」
「福井で小さな本屋はじめました。~JR福井駅前に小さな新刊書店「わおん書房」ができるまでとそれからの記録~」
こんにちは、わおん書房です。
昨日の雨のおかげで、今日の福井はさわやかな青空が広がっていました。
でも、この1週間は本当に暑かった!
カフェで珈琲の他に冷たい飲み物をご用意したところ、飛ぶように出ました(あ、、、少し話を盛りました^^;)
今日は当店入り口の「本の小部屋」の棚に飾られている古書を紹介させて頂きます。
こちらの古書は、とある古本市で偶然手にしたものなのですが、 ケースから出してみたところ、金の箔が施された布張りの美しい装丁!
調べてみると、昭和37年に平凡社から出版された世界名作全集70巻の一部であることが判明。60年近くも前の本で定価260円!ケースに名画が印刷されているところも素敵です。手にすっぽりと収まる感じといい、落ち着いた装丁といい、すっかり魅了されてしまいました。
絵画のように箱を棚に並べてみたところ、さっそくお客さまが「素敵ですね。」と気付いてくださり嬉しさにニンマリ…。
「こちらの棚の本も売ってるんですか?」
とご質問いただくこともあるのですが、いちおう売り物です(「いちおう」と言ったのは、できればずっと棚に飾っておきたいからですが、ご希望があれば嫁に出します)。
昔の本って本当に丁寧に作られていますね。古書の場合、所有されていた方が大切にされていた気持ちも入っている分、佇まいに凛としたものを感じます。世界名作全集70巻。1冊づつ集めてみたいなぁ。
新刊も入荷しています。
写真は “社会をたのしくする障害者メディア”「コトノネvol.30」。
巻頭ページの言葉『この世には「障害者」も「健常者」もいない…誰もが「生きづらく」、その中に「生きる喜び」を求めて生きています。』とともにtwitterでご紹介したところ、バックナンバーも含めて、あっという間に売り切れ!お客さまの関心の高さに驚かされました。
こちらは地元の新聞が月1回発行するフリーペーパー。
新店情報としてわおん書房をご紹介いただいたところ、すぐに、「fuを見てきました。」とおっしゃるお客さまが何人かご来店。情報発信力の素晴らしさにびっくり。
この他、地元のテレビ局のニュース番組でもご紹介いただきました。
地元で個性的な活動をしている本屋として「HOSHIDO」さん、「本屋 とにもかくにも。」さんと一緒に放送されたところ、たくさんの方から「見たよ~」とお声がけいただき嬉しいやら恥ずかしいやら…。
そして、以前ご紹介させていただいたこちらのイベント。
お陰様で定員を超える申し込みをいただき、急きょ定員を増加しました!
なるべくたくさんの方に、著者のはなしを直接聞くという楽しい経験をしていただけたら、と思っています。6月16日(日)15時~16時です。まだまだ募集していますので気になった方はご連絡ください。
わおん書房、初のイベント。
どんな講演になるのか、店主自身が一番楽しみにしています♪
♪ 心機一転!2019.4.19に「わおん書房」がオープンするまでとその後の日々をつづった過去のブログをnoteに引っ越しました!!♫
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