210208【香港15days】本屋の売れ筋は歴史書と哲学書。若者はよく本を読んでいるようですが…
朝イチで予約したPCR検査へ。ホテルから歩いて10分くらいのビルにあるクリニックを選んだのですが、ビルにつくと、「醫生樓」(お医者さんフロア)だけ別エレベーターになってました。
クリニックで聞いてみると、このビルはいろんな企業が入っているけれど、お医者さんだけ8階に集中しているのだとか。まとまって入居しているから、イザとなると、こうやってエレベーターを専用にしてしまえるのですね。なかなか先見の明あり。SARSかなにかがきっかけだったのでしょうかね?
昼は急遽Hと連絡をとり、ランチへ。出版社で働くHが「うちのオフィスのそばにイエローレストランがあってなかなか美味しいのよ」と言っていたので。「イエロー」レストランというのはつまり、デモ支持派を指す「イエロー」のこと。体制派よりもデモ支持派の店を助けよう、ということで広まった概念ですが、香港国家安全維持法(以下、国家安全法)施行で、外からは店の傾向はあまりよく見分けられなくなりました。だからみんな自分が知っている店に行く。
(「師父食堂」。工業ビルの13階にありました。)
Hと約束した場所までの移動は路面電車を使ったのですが、行き先を表示するはずの車内電光掲示板には、行き先名が半分しか表示されていない。運転手に「壊れてるみたいよ?」と言ったら、えらい剣幕で怒り始めました。
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