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ドキュメンタリーは要らない

2024年10月11日の記事。
精神的に変で一人に耐えきれなさそうだったのでずっと日中寝ていた。夜はTVを珍しく2時間近く見ていたので、楽しかったけど疲れた。
というわけで今日は出来事というか最近考えていたことを書く。
ヘッダーは大昔に撮った上野の喫茶店・ギャランのバナナパフェです。

映像が見れる体力は残っててくれよ

昨日の記事の『花を入れる花瓶もないし』で話したようにわたしは失恋した。その前後もだけど、情動でメンタルがブレブレになることが多かった(気圧や天候の変化もあったけれど)。
そこで提案されたのが「気づいたら時間が過ぎていることをするといい、映画を観るとか(他にもあったけど忘れた)」というものだった。なるほど、確かに没入したら目の前のことを忘れられる、納得してNetflixのアプリを開いた。
自慢じゃないが見たい・見なきゃと思っている作品でマイリストがパンパンなのだ、わたし。だから選択肢に困ることはない…筈なのだが。どうしても選べない。

これは本当に面白い?自分に合わなかったら?今の自分に刺さり過ぎたら?観るだけで疲れてしまったら?などなど、どうでもいいことを考えてしまう。
じゃあ、一度見た作品を!と思って履歴などを見てみるも、これ面白かったっけ?これは見た時しんどかったからまたしんどくなるだろう、これは気分じゃない…などなどを考えてしまう。
わかった、映画はきっと長いから躊躇してしまうんだ、YouTubeの動画でも見て気分を晴らそう。そう思っても以下同文なのだ。見れて、別に動画を凝視しなくてもいいASMR(20分以内)とか。

もうお前映像集中してみるの向いてないよ!
と思うだろうが、これが意を決して逃げられない状況になる(誰かと映画館に行くなど)と、ちゃんと観れる。訳がわからない。集中力がないわけでも欲が無いわけでもない。ただただ、再生ボタンが押せないのだ。
これはどういう状況なんだろうか。ただ単に映像を見る精神的筋肉が衰えただけなのか、相当なものぐさとなってしまったのか。わからない。
(ちなみに、映画・YouTubetに限らず、ドラマ・アニメ・TVのバラエティなんかも同様)
(こうなったのは3年前くらいから)

その割には目がチカチカしてしまうんだよな

でも、やっぱりエンタメには触れていたいから、情報収集だけは捗ってしまう。TwitterやTikTokなどで、おすすめ(紹介)ツイート・動画があると、つい真剣に見てしまう(5分以内のショート動画は平気なんだよな不思議と)。
にしても…、最近ホラーとか怖いミステリー流行ってるんですか?なんか、しかも「人が怖い」系の怖いやつ。そんなのフィクションエンタメ(モキュメンタリー含む)で見て何が楽しいんだろうか、とわたしは穿った目で見てしまう。
こぞって世の中にエンタメ作品を紹介する系のアカウントは上記ジャンルを推してる気がするし、実際それらに対しての反応は上々。みんなそんなに不信感を持ちたいんだろうか。怪異の怖さとか、ファンタジーは求めなくなったのか。

でも、ファンタジーの流行り廃りって、経済状況に影響すると思っていて。経済状況が満足に働いていてる時は純度の高いフィクション(創作度が高かろうと低かろうと)が賑やかで、そうじゃ無い時、嫌に現実味の高い作品(主人公たちの関係性や感情・環境とかが、いやに現実っぽい)が、フィクションでも多く見られる。
嘘や幻想が本当・現実に近いものとして、何が面白いのかって考える辺り、わたしはエンタメや作品に対して「夢」、「ドラマ」を求めているのだろう。だって前者で楽しめる人は、きっと自己投影ができ、共感性が高いのだろう、と思うもの。
人が人を疑ったり、勘繰ったりして過ごす日常から離れたいから、フィクション・エンタメを楽しみたい。体力があるなら。

アイドルについても考えたけど、打つのと考えるのに疲れたので、今日はここまで(目標の1500字も超えたし)。
全然関係ないけどBGMにしていたサカナクション(『sakanaction』までの作品)が良過ぎてびっくりしている。山口一郎、彼もまた稀有な男だ。

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