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透明なルール
今日読了した本。
子どもの頃や学生時代は、大雑把で鈍感で、言葉どうりに受け取っていましたが、学校って大変だなと思いました。この本を読んで改めてそう思いました。
特に、女子の間では。
学年が変わって親しい友だちとも別れ、新しいクラスでグループに誘われているのに、優希は、何となく違和感を感じます。でも、自分が思っていることをはっきり言えなくて……。
中学生でなくても感じる人間関係の微妙な心を描いています。
優希も人間関係でいろいろ考えて悩んだりしていましたが、ギフテッドという生まれた時から特殊な能力を授かった愛が現れ、愛は優希以上に、ギフテッドということで、小学生の時から、浮いたりして……。
同調圧力、みんな同じでなければ、出る杭は打たれる……学校でも、社会のようで。
というものを描いています。
透明なルールは、自分の思い込みもあると。
現代の停滞した空気は、面倒だと思いますが、その社会で生きて行くには、合わせなければならないこともありますよね。
でも、みんな自分の意見を自由に言えたらどんなに良いか。
考えさせられる物語です。
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