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不感症と廃人
先日受けたコンサルで言われた言葉。
不感症というのは、自分の感情に蓋をしすぎて、感じたことを表に出さないまま過ごしてしまったため、傷ついていることにすら気づかないままでいること。
大丈夫だと言い聞かせて、何事もなかったかのように、あるいは学びだからと納得させてしまうことを当たり前のようにやっている。
これをし始めたのはおそらく12歳の時。
トラウマになるほどショックを受けた卒業式の出来事。
その日からおそらく私は私自身を消して生きてきた。
感じないように重い石を乗せた蓋をキッチリ閉めて。
40年以上そんなことをしてきた。
痛みも感じないほどに箱の中にいて、出ようと思ったら蓋が重過ぎて開かなくなってた。
もうどうにもならないところまで来ていた。
だけど、どこかで抜け出したいと思ってる自分もいた。
40年の重みは想像以上に大きかった。
適度な賢さと要領の良さでうまく生きてこれたけど、もうあまり時間もない。
ほっといたら廃人になってしまう人だからと言葉を選んで話をしてくれた。
わたしがわたしをなんとかしたい。
廃人として死にたくはないから。