見出し画像

死を考える

今、同年代の友達と同居している。
二人とも自由を好むのであまり干渉することはないけど、同じ年代を生きてきたからこそわかる感覚というものがある。
1日に数分の会話で終わる日もあれば、深いところの感情に向き合うような話になる時もある。
それぞれに幼い頃に受けた傷を抱えて、子どもの頃の本当の自分を抑えて生きてきたところがある。

そんな二人の最近の話題は、この先どう生きていくかということ。
私の場合は独り身で子どもはいるけど、一緒に暮らしていないから、考えることは死ぬ時のこと。
死に方をちゃんと考えないとなと思っている。
残された家族の負担を少しでも減らせるように、借金だけはゼロにしておきたい。
とにかく今ある物たちも減らしていきたい。洋服も必要最低限で良い。スーツケース二つぐらいに収まるぐらいで良いのかも。
過去の思い出たちも整理しておかなくては。
残しておきたいものも、死んでしまったら手元には残らないのだから。

「人は生まれたら死に向かって生きる」ということを考えずに生きてきた。
物心ついた時に死を意識していたらもう少し生き方は変わっただろうか。
そんなことをふと考える。

物の断捨離と同時にある物を活かす生き方にも目を向けている。
パッチワークやリメイクはそのためでもある。

友達がNetflixで映画を観ながらパッチワークしてると聞いて最高の時間だなと思った。
そんな時間を過ごしてた日々もあったなと郷愁に浸った台風の夜。


いいなと思ったら応援しよう!