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お直しとリメイク

頼まれた入学式用の子ども服をお渡しに行く。
かなり待ってもらっていたし、入学式は近いし、お直しする時間もあまりないので、気に入ってくれなかったらどうしようという一抹の不安はあったけど、気に入ってくれるという根拠のない自信もあった。

すでに一度全部作り直している。
本人がスカートを履きたがらないというので、キュロットで作ったけれど、着用してすぐに脱ぐ。
明らかに好きじゃないということがわかり、やり直すことを決めた。

その時浮かんだイメージはセーラーとパンツのスーツ。
本から型紙を取って、パンツ部分は生地が足りなかったので、キュロットをリメイクする。

ドキドキしながら着てもらった。
本人パンツは気に入ってくれたようだ。
一つだけ気に入らない箇所があった。
リボンを結ぶのだが、それはネクタイにしてほしいとのこと。
そこまで想像できなかったなぁ笑

小さくても自分の好きへのこだわりは強い。
そうだ、私と同じ水瓶座生まれ。
人と同じことは嫌いな平和主義。
しかと承る。
本人が納得するまで何度だってやり直す。
その先に笑顔があると知ってるから。

午後は母から頼まれた犬服の制作。
こちらはいつも大人の洋服をリメイクして作る。
型紙の配置は大体わかる。
台襟つきのシャツワンピース型が定番。
三種類の洋服を二頭分ひたすらカット。

夜縫った一着は、友達からいただいたミナペルホネンのピンクのコールテンブルゾンをリメイク。
さすがブランドものは違う。
縫いやすい。生地のもつパワーが違う。
いつも二頭分同時に作る。
久しぶりだったけど、手順間違えることなく完成。
いい感じだ。

今日もまた仕事して創作するぞ。

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