小学校崩壊中
今さら?
の感はありますね。
もう、とっくに崩壊してますよ、というご意見もあるでしょう。
原因は、生徒の多様化、先生の質量ともに低下、モンスターペアレンツの増加、といった辺りでしょうか。
私が見た数校でも、授業中参加していない生徒が数人。参加していないだけならまだマシで、他の子の邪魔をする、立ち歩く、他のクラスへ行く、家に帰ろうとする、など事例多発。低学年は補助教員の数を増やしたりしているが、教室内のあちこちで違う授業が起きている感じ。
そして、先生の成り手がいない。
絶対数が足りなくなるし、成り手がいないので質が下がる。メンタルをやられて休職・退職する。生徒に顔面殴られた先生もいた。
さらに保護者のわがまま化。
自分の子どもさえ良ければ、他の子なんかどうでも良いという親が多過ぎ。
木を見て森を見ず。う~ん、たぶん違う(笑)。
前にも書きましたが、個の利益を追求するばかりで全体の不利益を顧みない。全体の利益を追求すれば個の利益に返ってくるという真理が分からない。
まあ、日本人全体がいまそういう状態ですけどね。
日本崩壊中なので、小学校崩壊なんて小さな問題かもね。
しかし、この小学校崩壊を解決する手はあるのか?
私の住んでいる杉並区では、小中学校の先生が足りない!という緊急事態で、小中学校で働いてくれる人を大募集した。1日の説明会で120人ほど集まった。
教員免許があれば、副担任のようなサポートや講師などができる。しかし、免許がないと副校長の事務サポートや、良くて部活の手伝い。つまり、教員免許がないと教壇には立てないのだ。
ここですよ。
ここを変えないと!
今さら教員免許取得だけのために大学には行けません。
準教員のような立場を設けて、適性試験と半年ほどの講習で先生を増やす。ある程度歳を重ねてから、教育に携わりたいと思う人は多いのだ。そこを何とかしろ、国は!
ということを声を大にして言いたいのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?