タカハシ・カズ☆コミュニケーションズ

日本語教師(大学教員)。日本語コミュニケーション、クリエイティブシンキングが専門。武士道ゃ護身術の講義も。高橋和の助名義著作『こども武士道大切な教えの巻』『こども武士道今日から実践の巻』(講談社刊)。広告代理店、アフタースクール、塾講師等を経て現職。

タカハシ・カズ☆コミュニケーションズ

日本語教師(大学教員)。日本語コミュニケーション、クリエイティブシンキングが専門。武士道ゃ護身術の講義も。高橋和の助名義著作『こども武士道大切な教えの巻』『こども武士道今日から実践の巻』(講談社刊)。広告代理店、アフタースクール、塾講師等を経て現職。

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コミュニケーションをビジネスに!

 noteはじめました。  広告会社で25年ほど。CM制作、コンテンツ開発など。武士道を教育コンテンツに変換した「こども武士道」が各方面で評価いただきキッズデザイン賞受賞。『こども武士道大切な教えの巻』『こども武士道今日から実践の巻』を講談社から上梓。その後、十和田市、盛岡市、杉並区、浦安市、港区、世田谷区の自治体や企業、小学校、学童などでワークショップを展開。 2012年に地元杉並で民間アフタースクールを開業。子どもたちのコミュニケーション能力や発想力、探求心などの涵養に努

    • 登録日本語教員試験ダン

       第一回登録日本語教員試験、本日受験してまいりました。私は新橋の会場でしたが、あそこはダメですね。エレベーター待ちで長蛇の列、そしてトイレも激混み、再生音は小さい、と改善点たくさん。再生音量は、事前にテスト確認するべきだと思うのですが、ありませんでした。いきなり始まりました。乱丁落丁のチェックもなかった。荷物の置き場所にも配慮が欲しかったです。床に荷物を置けない私のような潔癖症はどうすればいいのか? たまたまカバンの中にレジ袋があったので、それを床に敷いて荷物を置きましたけど

      • 出口調査をぶっ壊せ

         先日の衆院選挙。早めに行ったので、出口調査に当たりました。  いつものようにデタラメを書いてやりました。出口調査の何がよろしくないって、投票終了即、当確が出ることです。当落の固唾を飲んで夜が更ける、という風情がなくなって久しいです。選挙番組がつまらなくなりました。これをなくすために、私は出口調査の廃止を訴えています。マスコミが、「みんな、ちゃんと書いてくんないから出口調査やーめた」となるまで、がんばります・笑。  そもそも、みんななんでそんなマジメに書くのかしら? 無記名と

        • 「なぜ?」って訊かないで

           「なぜ遅刻したんですか?」  嫌な質問である。これは質問と言うより詰問・尋問に近い。責められているというニュアンスがあるからだ。このやり取りはフェアには行われない。「なぜ?」と訊くほうは態度の変容を促しているときが多く、正しい回答を求めているし、「なぜ?」と訊かれたら、人は必ず自分の行為を正当化しようとするからだ。正当化の中には”取り繕う””責任を転嫁する”という意思が働く。  「なぜ遅刻したんですか?」「いつもと同じ時間に家を出たのですが、電車が遅延して、駅からのバスも混

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        コミュニケーションをビジネスに!

          まさか自分が?

           事故や災害が多い。いつ何時、自分の身に降りかかってくるか分からない。少なくとも、私はそう思っている。大きな地震で家が倒壊したら、大雨で冠水したら、強盗が家に侵入してきたら、外で事故に遭遇したら、自分が、家族の誰かがそうなることは可能性としては、あるのだ。そういう自覚と配慮は常に持つべきだ。  しかし、事故や災害に遭遇した方々は一様に言う、「まさか自分がこんな目に遭うなんて・・・」。まぜ、まさか?と言えるのだろうか? それが不思議だ。常に最新の注意を怠っていないのか、防災には

          22日はショートケーキの日

           あるスイーツ専門店のキャンペーン。これ捻りがあって、考えさせられる、そして言いたくなる、というところがうまいです。  なぜ22日がショートケーキの日なのか? ヒントはカレンダーをよ~く見ればわかる?

          ラポールの形成

           ラポール(papport)とは、フランス語で「架け橋」を意味します。相手を信頼して打ち解けた状態、親密な関係を築くことです。教師と学生には、まずこれが必要です。これがない状態で指導をしても相手に届きません。ましてや、このラポールの形成がない状態で叱っても、反発が起こるだけです。ますます教師と学生の距離が離れます。  この概念のない教師や指導者が行き過ぎた指導や体罰などをして問題になるのです。ラポールがあれば体罰はいいのか、という訳ではありませんが。  しかし、私が中高生の頃

          INTEGRITY

           元来、人の好き嫌いは激しかったのだが、どうにもこの人だけはイヤだ、という人に会った(遭った)。仕事関係で偶然、一緒に仕事をすることになった。とにかく意見が合わず毎日のように口論をしていた。これ以上は無理だと感じ、その人が去らないなら私が去ることにした。  その人のなにがそんなにイヤだったのか、まあ生理的にということなのだが、「Integrity」という言葉に出会い、ああ、これかと思った。  訳すと、「誠実、真摯、高潔」。ビジネスでも最近、必要とされつつある概念である。一時的

          模擬授業で実力は測れるのか?

           日本語教師になろうとすると、いきなりフリーでは始められせんからどこかの日本語学校に勤務することになります。そこで待ち構えているのが「模擬授業」です。私は、こう見えても8校受けて全て採用の連絡を頂戴しているので、そこそこの(平均よりは上の)日本語教師だとは思っているのですが、この模擬授業、一度もうまく行ったことがありません。模擬授業の生徒役はその学校の先生方が務められることが多いのですが、これが何ともやりにくい。日本人だし、外国人じゃないし、日本語めっちゃうまいし。たどたどし

          不可思議な「割り勘システム」

           何人かで飲みに行ったりする。では会計というとき、頭割りになる。これがどうにも解せない。いやあ、ほんとセコい話で申し訳ない。そもそも、私はお酒を飲まない。酒宴でもウーロン茶とかソーダ水。片や、なんだか知らないが高いお酒をガブガブ飲んでいる人もいる。これが同じ値段?  食べ物でもそうですね。やたら頼む人がいる。(あんまりお腹空いてないんだけどなぁ)という目で見ているが。で、これも頭割りになる。そんな食べてないけどね。  もう、そういうのがイヤなので、宴席はできるだけ行かない。あ

          「物言い」への考察

           大相撲九月場所3日目「琴櫻vs翔猿」の一番。”ミスター差し違い・平成令和のズッコケ行司”立行司木村庄之助の軍配は琴櫻へ。誰が見ても微妙な一番。当然、物言いがついてしかるべきと思いましたが、審判長九重親方は澄ました顔。物言いつかず行司軍配のまま琴櫻の勝ちになりました。スローを見れば、微妙どころか翔猿のほうが残っている。  数年間から思っていましたが、「審判のスキルが落ちている」。いまの審判の中でよく見ておられるなーと思うのは、谷川親方、立川親方、放駒親方の面々。特に審判長が

          JLPT信用できますか?

           8月下旬に発表があったJLPT(日本語能力試験)。どうも今回は合格率が低いです。※私の勤務先調べ しかも、どうやってもN1受からなそうな学生が合格していて、受かってもよさそうな学生が不合格???  後日、恐ろしい話が伝わってきました。そのJLPT、受験料は7,000円ほどですが、合格した学生は40万円払ったとか。どゆこと?  さらに恐ろしいのは、40万円払って合格した学生は日本ではなく中国で受けている。どういうことかはご想像ください。  しかし、実質N3くらいの子がN1受

          良いお医者さんはどこにいますか?

           個人的な極論と聞いてください。医者が大嫌いです。というか信頼できる医者、いままで1人か2人いたかどうか。。。  数か月前、骨折したときです。右足首のくるぶしにヒビが入りギプスをしました。その外科医はブーツのようにギプスを着けて、私は膝も曲げることができず歩けなくなりました。たしかに骨にとっては固定が大事。足首に負荷をかけることなく絶対安静がいちばんでしょう。しかし、骨折した状態で病院に行ったときでも右足を恐々着きながらなんとか歩けたのです。よくはないとは思いますが、仕事に

          良いお医者さんはどこにいますか?

          蛍の光🎵の意味?

           外国人と日本語コミュニケーションをしていると思わぬ発見があります。日本人の店員・スタッフ(お店で)の対応というテーマでお話ししていたら、「日本人はすぐ謝る」「自分のせいでもないのに謝る」など、たしかに。日本人はすぐ「すみません」と言います。べつに謝っているわけでもないのに言います。誰かを呼ぶときも「すみません」を使いますからね。でも、最近は往来でぶつかっても謝らない人が多いです。中国人も、「対不起」はあまり使わないで、「不好意思」をよく使うそうです。そう簡単に謝罪はしない、

          生きのびるための事務

           坂口恭平さんの(わりと)新刊。なんとも不思議な読後感に包まれております。要は、今まで天才・秀才と言われてきた人々も、ポッと才能だけで世の中に出てきたわけではない。水面下では、事務をたくさんしてるのだ。だから、世の中で名を残そうと思ったら、そういう事務を軽んじてはいけない。まずは、そういう「事務」から始めなさいという話です。  事務の定義が曖昧なので、ずっと隔靴掻痒の思いで読みましたが、つまりスケジュールの管理をしたり、お金の支出入をきちんと把握したり、お願いできる人にはき

          周囲感覚の欠如

           だいぶ前ですが。「背後感覚の欠如」(2024年1月16日)という記事を書きました。スマホやヘッドフォン以前に、背後を気に掛ける感覚が現代人は退化してると。 「近くに人が来ても気にしない、邪悪な人が近づいても感じない、よって通り魔や事故・事件に巻き込まれてしまう」というような内容です。    最近、イラっとするのは道路を斜めに渡る人。住宅街でも車が通る道です。そこを左右を確認せず、背後から車や自転車が近づいてくる危険があるのに、そっちに注意を払おうとしない人たち。かなりの数で