[マネー教室]オーケーストアに学ぶ価値の生み出し方
これからの子どもたちに重要なマネー教室。
マネー教室のネタだけで10講座ほどあります。でも私は、元銀行員でも、FPでもないのでオファーはありませんが(笑)。
その中の一つ。
オーケーストアに学ぶ価値の生み出し方
「オーケーストアはなぜ安い」
オーケーストアでは、まったく同じ商品が他のスーパーなどに比べると数百円安くなっているということがあります。
以前にテレビの取材であった内容ですが、自分なりにクイズなどを入れてアレンジしました。
安さの秘密1
(お刺身の写真)
この写真から安さの秘密を読み取ります。
ヒント;
お刺身盛り合わせにふつうあるモノがない。
答え;
刺身のツマがない
刺身のツマをなくすことでコストカットしています。
安さの秘密2
(お肉のパッケージ)
ヒント;
他のスーパーで使っているアレを使っていない
答え;
お肉がトレーに乗っていない
トレーをなくすことでコストカット。
安さの秘密3
ドリンクコーナーの陳列棚です。
ヒント;
他のスーパーだと、入ってるところに入っていない
答え;
常温で売られている
ドリンク冷蔵庫がない分安くなります。
安さの秘密4
オーケーストアオリジナル納豆
ヒント;
パッケージに書いてありますね
答え;
たれ・からしをなくすことでコストカット
安さの秘密5
Everyday Low Price
ヒント;
毎日安い、だから?
答え;
特売やセールがない
特売やセールがないからチラシをつくらない
チラシ制作コスト、ポスティングコストをカットしている訳です。
スーパーやお店には特売日があります。
これは、ビジネス的には良し悪しで、安い日にお客さんは来てくれるけど、そうじゃない日はお客さんは来ない、というジレンマに陥ります。
だったら、いつも安くすれば良い、いつも安いからセールのチラシもいらない。「Everyday Low Price」・・・、ふつうのスローガンのようですが、スーパーとしては実に斬新な販売戦略となっている訳です。
オーケーストアはただ安い、ということではなく、他社との差別化を図るためにいろんな工夫をしていこと。そもそもモノの値段とはどうやって付けられているのか? オーケーストアの戦略を他に、自分に、活かすことはできないだろうか?
という、生きたマネー教室もやっています。