無限ループ
私は人生において追い詰められないとやらないタイプだと思う
小学生の時から宿題はだいたい最初にうわーってやってなぜか8割過ぎた辺りで急に勝ち誇ってやめてしまう。
みんな正味最終日にやるやろと優越感にひたってしまう愚かさがあったし、なんか小学生まではそこそこに頭が良かったと自負していた(今では疑うけど本当に頭が良くて何度か塾の成績優秀者でなんかの賞も受賞したこともある)
小学生高学年になった頃、当時私が進学予定の地元の中学は中々荒れていて3つ上の姉が私学の中学校さに進学したので私も私立に行こうかと親に聞かれたことがあった。
でも姉は個人的に荒れまくってめちゃくちゃ反抗期がひどくて問題児になったのを見ていたので
場所関係なくない?と地元の中学校に進むことにした
ヤンキーにはならなかったし素行も悪くなかったけど、学校が楽しくて仕方がなかった。
最初に8割終わらす夏休みの宿題も最終日まで全く手を付けなかったし、本当にかしこだった私(誰も言ってくれないし自分で必要以上に言う)の偏差値はみるみる下がった
下がりまくって中2の冬になったある日、塾に行くことになった。
入塾テストを受けて先生が言う
「このままじゃどこにも行けません」
わーん、まじか!
うぬぼれすぎたな………
だけど片思いしている先輩が行く高校行きたいしな…
がんばるか……
志望校決める動機が圧倒的に愚か
それから先輩を目指して毎日ちょっとずつ勉強した。
春になった。
まさかの展開が起きた
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先輩が志望校に落ちてしまった。
おお………ん
私はどうすればいいのだ……
だけど先輩の仇を取るために勉強した。
偏差値はみるみる上がった
先生もびっくりしてくれた
併願の高校を選ぶことになった
制服かわいいというだけの理由で家からちょい遠めの学校を選んだ
愚か
そして志望校の結果発表
余裕で落ちた。
めちゃくちゃ悔しかったし気付いたら毎日泣いてた。
塾の先生がよく頑張ったから併願校に進学しても絶対楽しいよ!と言ってくれたのがすごく嬉しかったし一気に肩の荷が降りた。
高校生になって本当にめちゃくちゃ学校が楽しかった。
バイトも学校も部活も大好きだったしキラキラしてた。
大学受験の時期が来た。
1回上昇した偏差値は死ぬほど下がりまくっていた
塾の先生が言う
「このままじゃどこにも行けません」
わーん、まじか!
うぬぼれすぎたな…………
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を繰り返していることに
深夜暇すぎてビリギャルを見ていたときに気付いた。
ビリギャルって偉いな………