長野県上田市 「無言館」を訪ねて
先週、11/13〜11/14に一人で長野県へ旅行しに行きました。
今回長野に行きたかった理由の1番の理由は、
祖母のおすすめで、戦没画学生慰霊美術館 無言館に行きたかったからです。
ここには、戦時中、絵の道を志した若者や美大出身で、夢の道半ばで戦争によって人生を閉ざされた多くの芸術家たちの作品が展示されている。
今回、無言館を訪れてみて、
1つ感情が移入したのは、今の私と同じく23歳の兵士の話です。
彼には、姉がいました。姉は嫁いでおりましたが、絵が大好きな弟のために嫁ぎ先から弟あてに仕送りを送っていたのです。
「あんたはいつか、芸術家になるのよ。パリに行ってめいっぱい勉強してきなさい」そう弟に投げかけたそうです。私は、その彼の作品(葡萄と林檎)を見て、目頭が熱くなりました。
なぜ、未来ある若者が無駄に命を捨てなきゃいけなかったのか
なぜ、彼が人◯しの片棒を担がなきゃいけなかったのだろうか
なぜ、昔の人は日本に愛国心をもてたのだろうか
そんなことを一人考えながら、北陸新幹線に乗り、帰りました。
最後に、館長の言葉を添えます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?