CH.MOUTON ROTHSCHILD 1997
同じ生まれ年のムートンです。
今まで飲んだワインとは比べ物にならないくらい香りが華やかで余韻が長く、一切の雑味を感じない。
まさにムートンの努力の結晶だなと感じるワインでした。
パーカーポイント90点。
収穫期間は9/11〜9/30。
カベルネ・ソーヴィニヨン82%、メルロ13%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド2%。
色はオレンジがかったレンガ色。
ブラックベリー、カシス、バラ、イチゴジャム、バター、チョコレート、コーヒー、革のような香り。甘い花の香りもするのですが…。なんの花だろう…。ヒヤシンスって書いてあるものも見かけました。
まろやかで口当たりに一切の雑味がなく、スパイシーだけどトゲは全く感じない。華やかでワインそのものの味わいがしっかりしてるにも関わらず、料理の邪魔にはならないという美しさ。
エチケットを描いたニキ・ド・サンファルの作品に通ずるような、華やかな色合いを感じるワインです。
ヴィンテージワインなので、デカンタージュしたりとか、本来は香りを開かせて飲むものですが、空けてすぐに一口飲んでみたところ、香り開かせなくてもこんなに華やかなの?!?!と思うくらい華やかでした。
初めての五大シャトー、初めてのムートンがこの一本でよかったなと思えるくらい素敵な時間を楽しめました。
ワインとの出会いって素晴らしいですね!
もう一生飲むことができないかもしれないので、いつまでも残して置きたいくらいですが、劣化してしまうというのもまた、ワインの儚さであり美しい所なのかもしれません。
25年という長い月日を経て、こうして手元にやってきてくれてありがとうね!
Happy 25th Birthday♪
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