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ペットのバーチャルお墓『わん・フィールペット霊園』を立ち上げるまで



※バーチャルお墓(バーチャル霊園)とは、インターネット上のお墓、つまりオンラインお墓(オンライン霊園)の事を言います。

私とウェブサイト『Wanfeel』について

はじめまして。noteは、初使用・初投稿です。まずは、ウェブサイトWanfeelの紹介から・・・2022年にペットの情報発信サイトを構築し始めて、その間、趣味に没頭してしまい中途半端になっていたウェブサイトを2023年の11月にやっと公開させました。
ペットの情報サイト『WanFeel』
https://wanfeel.info
このウェブサイトを始めたきっかけは2022年7月に我が家にお迎えした1匹の老犬でした。私は数年前にとうとう人生半世紀を迎えたのですが、今日まで私の人生において、動物が存在しなかった事は一度もありませんでした。犬、猫、鳥、魚、ハムスター・・・いつも私のそばには動物がいました。私のこれまでの人生は、決して順風満帆とは言えず、幼少の頃から心身共に病気がちの人生を歩んできました。動物たちは、そんな私をも愛してくれ受け入れてくれ、家族であり、友達でありました。
今回、向かい入れた愛犬は、私の人生最後のペットになる事でしょう。彼女はもうすぐ9歳です。長く生きてもあと10年。その頃には私も人生残すところ僅かとなり、ペットを最後まで見届けられる年齢ではなくなります。
人生最後にこれまで私を愛してくれたペットたちのために何かできないものか?と考え、現在の愛犬と、これまで愛してきたペットたちとの生活の中で得た知識や愛犬との日常を発信してみよう!と思い立ったのでした。

ウェブサイトにアフィリエイトを取り入れる

どうせなら、僅かでも収益を得て、動物保護団体などに寄付をできないものか?とウェブサイトにアフィリエイトを導入することにしました。
まず思いついたのがAmazonとアドセンスです。
Amazonは3件以上の売り上げを6ヶ月以内に達成しなければアフィリエイトを継続する事ができません。こちらは、友人たちの力をお借りして、なんとか達成する事ができました。この頃、同時にアドセンスへの申請もしました。1度では合格しないだろうと思っていましたが、案の定、コンテンツ不足という理由で、不合格の通知が来ました。アドセンスは、記事が30記事以上、豊富なコンテンツ、質の良い記事や構成が必要になります。この辺りは重々承知していたので、申請しつつ、コツコツとコンテンツを増やしている段階でした。
不合格の通知と入れ違いに新しいコンテンツを増やしたところでしたので、すぐに再申請し、2回目で無事合格となりました。

オリジナルのコンテンツが不足している・・・

アドセンスの審査に合格したものの、自己評価では50点。「他にはない独自のコンテンツが不足している・・・何かオリジナルのコンテンツを作成しなくては・・・」と、試行錯誤し、現在Wanfeelには10個以上のコンテンツがあります。ペットと飼い主さんが遊べるミニゲームをコツコツ作ってみたり、ペット同伴可能な「お出かけマップ」を作ったり・・・
ペットの免許証で知られているPawmyの社長さんにお願いしてコンテンツの一部として使わせていただいたり→マイワンバー

それでも納得がいかず、オリジナルのコンテンツを持たない自分のウェブサイトを不憫に感じていました。そんな折に、ウェブサイト構築とは全く関係ないところで、2019年に亡くなった先住犬の葬儀が合同且つ散骨であったため、インターネット上のお墓、バーチャル霊園を探し始めました。
相当な数のバーチャル霊園があるだろうと思っていましたが、意外な事になかなかヒットせず、とあるバーチャル霊園に登録しましたが、オリジナリティや特別な思いを得られず、これなら自分で作った方がオリジナリティあるものが作れるし、先住犬も喜ぶだろうと、先住犬のバーチャルお墓を独自に作成し、ウェブサイトに設置したのでした。

オリジナルコンテンツのコーディング〜『わん・フィールペット霊園』の誕生

花びらを散らしたらいいだろうなぁ。オルゴールの音色があると癒されるかもなぁ・・・背景は・・・飾りは・・・などと試行錯誤していくうちにバーチャルのお墓なのに不思議な思い入れが湧いてきました。これは、もしかしたらオリジナルコンテンツにできるのでは?ととっさに思いつき、本格的に作り直すことを決意しました。

Webページの制作はWindows98の頃から始めていて経歴は長いのですが、当時と今ではまるで違います。当時CSSコードはなくhtmlのみでした。CSSは1994年にスイスで開発されましたが、この頃はまだ知られておらず、主流となったのが今から15年ほど前だったと記憶しています。スマホが普及するとCSSによるレスポンシブは当たり前の時代となり、近年コーダーは毎回ここに苦戦します。
今回作成したバーチャルお墓も、背景と墓石のバランスを取るのに苦労しました。いっそのこと背景と墓石をペライチにしてしまおうかとも考えましたが、ここはこだわり抜いて背景と墓石は分けて製作しました。

墓石のベースとなったデザインは、素材屋さんから拝借し、ここに手を加えて、デザインや質感を徐々に本物っぽく改変していきました。
フェンスも元は素材屋さんから拾ってきたものですが、横に真っ直ぐのデザインしかなく、こちらはコの字型に改変しメタルっぽい質感に改良しました。

元画像となった素材


コの字型に改変したフェンス
この墓石だけなかなか思うようにいかず苦戦
ツタが這ったクールなバージョンも作ってみた

そして、Wanfeelのオリジナルコンテンツ『わん・フィールペット霊園』が誕生しました。

わん・フィールペット霊園
https://wanfeel.info/grave

将来の展望

現在、このコンテンツは他社の編集機能(designAC)を使用して、ご利用者様が自由にデザインできるようにしていますが、いずれこの編集機能をオリジナルで作成し、導入する事が目標です。また、Webページにはアニメーションを多用して、バーチャルでありながら本当にそこに存在するようなコンテンツに仕上げ、独立したコンテンツとして自立させる事が最終目標です。

 最後に

思いつきで始めたWanfeelは今や私に夢を与えてくれる存在となりました。これまで愛してきた動物たちがいなかったらあり得なかった事です。彼らのために何かできたらと考えていた事が、またしても逆に与えられる事になってしまいました・・・

いい歳して、今更夢を持っても叶えられるわけないじゃないと、思われても仕方ありません。

しかし、夢を持つことはタダです。夢は誰でも持つ事ができます。100歳を超えたって夢を持っていいのです。遅いなんてことはありません。なぜなら、夢は、叶えるための行動に意味があるのです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

Wanfeel
Representative:Emiko Atsumi


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