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『一度しかない人生を最高の人生にする方法』 心に残った言葉ーその3

この本を選んだ理由

人生を最高のものにするための10要素✕10個の項目から成るこの本。偶然手に取ったけれど、とても簡潔に、よいことが書かれてあるなあと思ったので、自分のためのまとめを兼ねて、心に残った言葉をまとめてご紹介しています。ここでは5前向きな心構え・6ポジティブな思考とコミュニケーションの項目を抜粋。


5 前向きな心構え

43 自尊心を高める


あなたは自分に対して言っているのと同じことを友人に対して言えるだろうか?もし言えないなら、自分に対してそんなことを言ってはいけない。

<ネガティブな思考をポジティブな思考と取り替えるための5つの原則>

  1. 希望にあふれた表現を使う
    ーうまくいかない状況について思い悩むのではなく「厳しい状況だが乗り切れる」と自分に言い聞かそう

  2. 自分を許す
    ーミスをしても「ミスをしたが、だからといって無価値な人間ではない」と自分に言い聞かせよう

  3. ポジティブな側面に意識を向ける
    ーうまくいっている部分について考え、試練に対処するために身に着けたスキルを思い出そう

  4. 学んだことについて考える
    ーネガティブな経験をしたら、よりポジティブな結果を出すためにはどうすればいいかを考えよう

  5. ネガティブな思考を転換する
    ー「気分良く過ごすには、どう考えたらいいか?」と自分に問いかけよう

45 恐怖心が強い人たちとは距離をおく

恐怖心が強い人と付き合うと、あなたも恐怖心が強くなる。彼らが発信する不安に満ちたメッセージが、あなたの潜在意識に刷り込まれるからだ。一方、ポジティブな人といっしょにいると、モチベーションが高まり、「なんでもやればできる」という自信を持つことができる。

<ポジティブで強固な人脈をつくるための4段階の行動計画>

  1. 恐怖を乗り越えて行動を起こす勇敢な人とつきあう

  2. 成功者の行動パターンを見習って同じ習慣を身につける

  3. あなたの人生の目的を支援してくれない人とは別れる

  4. あなたの支援を必要としている前向きな人を指導する

47 ライバルに学んで改善する

ライバルはどの分野にも存在する。どんな仕事や趣味であれ、あなたよりスグレた人は必ずいる。その人を見つけて、それをさらに改善する方法を学ぼう。

<ライバルが与えてくれる4つの教訓>

  1. ライバルを尊敬するープロ意識に敬意を払おう

  2. 成長の機会を与えてくれる

  3. 顧客やファンの意見に学ぶ
    ーライバルについてのネガティブな意見に注目しよう。参考にすべき点はそこにある

  4. ライバルのいたらない点に学ぶ

50 自分の手で幸運をつくり出す

幸運とは、適切な時期に適切な場所に居合わせることである。幸運を手に入入れたいなら、目標に向かって行動を起こし、自分の手で幸運をつくり出すべきだ。

<幸運をつくり出す4つの方法>

  1. 成功をイメージし、その計画を立てる
    ー毎日目標について考えよう。自分にとっての成功とはどのようなものかを想像し、それを手に入れる方法を考えてみよう。成功の計画を立てる人は、そうでない人よりも、夢をかなえられる確率がずっと高い。

  2. もっと多くの人と出会う
    ー出会う人が多ければ、それだけチャンスが増えて、より多くの幸運をつくり出すことができる。

  3. 恐れていることをやってみる
    ーいつも同じことをしているかぎり、同じ結果しか得られない。積極的に幸運をつくり出すためには、いままでやったことがないことに挑戦しよう。

  4. 手に入れたいものを適切な人に頼む
    ー幸運は、あなたのアイデアや提案、売り込みに対して「イエス」と言ってもらうことで訪れる。多くの人は発見されるのを待ち、ほしいものを与えてもらうことを期待している。だが、一部の人は積極的に行動を起こし、ほしいものを求める。あなたが頼むと、多くの人はノーと言うだろう。だが、わずかな人は「イエス」と言ってくれるはずだ。周囲の人はあなたがたまたま幸運に恵まれたと思うかもしれないが、あなたは自分の手で幸運を作り出したことを知っている。

6 ポジティブな思考とコミュニケーション

51 毎日、頭の中をきれいに掃除する

多くの人は役に立たない古い記憶に固執し、同じ問題を何度も考え、ネガティブな思考にとらわれて、みじめな気分にさいなまれている。人間は1日に平均5万個の思考をするが、その大半はネガティブな思考だ。ネガティブな思考を溜め込むと、脳にとって重荷になり、1日が終わる頃には精神的にすっかり疲れてしまう。

<毎晩10分間で頭の中を掃除するための4つの秘訣>

  1. 人生で感謝をしている5人に想いをはせる

  2. いつも一緒にいてくれる人たちに感謝をささげる

  3. 恨んでいる相手に思いをはせる。その人の長所について考え、励ましの言葉を心の中で贈って、その人に対するネガティブな思考を消し去ろう

  4. ネガティブな思考をすべて燃え盛る炎の中に投げ入れている様子を想像する。このエクササイズは睡眠を改善するのに役立つので、スッキリした気分で生きていくことができる

毎晩10分間、静かな場所に座ってリラックスしながら1日を振り返り、翌日まっさらな気持ちで新しいスタートを切ろう。

52 日記をつけて思考を書き出す


<思考を書き出すべき4つの理由>

  1. 古いアイデアを処分できる
    ーネガティブな思考がたまると、思考プロセスの邪魔になる。思考を書き出すことによって古いアイデアを処分すれば、新しいアイデアを生み出すのに役立つ

  2. 頭の体操をすることができる
    ー起床時と就寝時に習慣にすると毎日思考をリセットできる

  3. 重要な目標に意識を向けることができる
    ー思考をリセットすると脳が明晰になり自信が湧いてくる。モチベーションを高めて重要な目標を達成する上でこれは不可欠である

  4. 創造性を高めることができる
    ー睡眠が改善されて起床時に気分が爽快になり、創造性を高めて仕事でもプライベートでも成果を上げることができる

ネガティブな思考のきっかけになる原因に気をつけよう。あなたはネガティブな思考に陥るのはどんなときか自覚しているに違いない。怒り・不安・恐怖にさいなまれているときがそうだ。
自分の思考を冷静に見極めよう。内なる声が語りかけるネガティブなことを信じているなら、それを打ち消そう。心の中の声を信じるかどうかは、あなた次第だ。

53 考えすぎを防ぐ

考えすぎてしまう3つの代表的な理由は、
1 長い間問題について考えれば、洞察が深まると思っているから
2 自分の力ではどうにもならない問題に直面しているから
3 最悪の事態が起こると思い込んでいるから

考えすぎは生産性を低下させる。集中力を見出しがちなために、効率的かつ創造的に考えることができなくなり、取るに足らないことを延々と考えてしまう。
考えすぎていることに気づいたら、すぐに気分転換をはかろう。

<考えすぎを防ぐ3つの方法>

  1. 自分の思考をコントロールする

  2. マインドフルネスを実践する
    ー今この瞬間に集中すること

  3. ポジティブな言葉を繰り返す
    ー声に出して繰り返すことで心の持ち方を変えることができる

ネコちゃんを見習おう〜

56 自信にあふれたボディランゲージでコミュニケーションをはかる

自分のしぐさをコントロールすることによって、自分の感情と心の持ち方をコントロールすることができる。自信にあふれた振る舞いをすることによって、自信にあふれた人物になることができる。あなたは自分のボディーランゲージに気をつける必要がある。なぜなら、それは無意識のうちに自分に不利益をもたらしかねないからだ。

<自信にあふれたボディーランゲージの5つのポイント>

  1. 顔を上げる

  2. 顔に笑みを浮かべる

  3. 腕を組まない

  4. ジェスチャーを交える

  5. 相手と目を合わせる

58 置き換えのテクニックを使って自分を鼓舞する

日頃自分をけなすクセがあるなら、置き換えのテクニックを使って状況を逆転させよう。たとえば「わたしはこれが下手だ」と自分を卑下するのではなく、「今、私はこれが上達する方法を学んでいる」と自分を鼓舞するのだ。

<置き換えの一般的な3つのテクニック>

  1. ネガティブで有害なポジティブで有益な言葉に置き換える

  2. 不安に満ちた言葉を希望に満ちた言葉に置き換える

  3. 破滅につながる言葉を繁栄につながる言葉と置き換える

<自分をけなすクセをやめるための3つの方法>

  1. 小さな手帳を携帯する
    ー自分が不平を言ったりネガティブな言葉を使ったりしたら、それを書きとめよう。この習慣は自分の思考を意識し、悪いクセを直すのに役立つ。

  2. ネガティブなトリガーに気をつける
    ーネガティブな思考をするときは、何らかのきっかけがある。そのために1日を台無しにしかねないから要注意

  3. 愛する人たちに意識を向ける

これを一週間やってみて、どのような効果が得られるか確認するとよい。

59 ほしいものを誰かに頼む力をつける

ほしいものを誰かに頼むことは、最も難しいことのひとつである。なぜなら、断わられることに対する恐怖のためにためらってしまい、人に頼むことを避けるからだ。この恐怖を乗り越えるには勇気が必要だが、練習すればわりと簡単にできるようになる。

<ほしいものを誰かに頼むためにすべき5段階のことがら>

  1. 何を頼むか明確に把握する
    ー多くの人がほしいものを手に入れられない一因は、ほしいものを明確にしていないから

  2. ポジティブな結果について考える
    ー「イエス」という返事を得る可能性についえ考えよう

  3. ほしいものを誰かに頼んでいる様子を想像する
    ー勇気をふるって誰かに頼んでいる姿を鮮明にイメージしよう

  4. 「起こり得る最悪のことはなにか?」と自問する
    ー失うものは何もない。逆に、誰にも頼まないなら、最初から失っていることになる

  5. 頼み続ける
    ー練習を積めば、人に頼むのが上達する

誰かに頼みたい10のことをリストアップし、各項目の横に相手の名前を書こう。毎週、人に何かを頼むことを目標にしよう。リストの全項目を頼んだら、断られたことに再挑戦しよう。最初の「ノー」であきらめる必要はない。

まとめ

どれも大事だなと思いながら書き留めたけれど、印象に残っているのは、50 自分の手で幸運をつくり出す と、52 日記をつけて思考を書き出す、59ほしいものを誰かに頼む力をつける。

幸運をつくりだすための行動に「もっと人と会う」「適切な人に頼む」というのが入っているのがすごく印象的で、何でも自分でやろうとしてしまうわたしにとっては、この部分を大事に動いていくべきなんだろうなと思いました。そこから59の誰かに頼む力をつける、につながっていく。

日記をつけることに関しては、毎朝CraftでTodoリストをつくったり、夜はiPadのスケジューラーノートに、よかったこと・反省点などを書くようにしているのだけれど、それがちゃんと続けられているときは調子がよくて、ちょっとだれてくると、これが面倒になってきて空白になりがち。ちゃんと思考を毎日リセットして、新しくスタートするのが、何にしてもすごく大事なのだなあと。


ラオスのネコちゃん

まだ続きます…!


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ワンダラーユウコ(世界を旅するライター&ボディセラピスト)
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