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土【問題あれこれ】40/53

毎週土曜日は、
杖作りのためのテーマメモ。

台風10号がゆっくりと縦断中。ついに8月も終わりです。
8月は 全体を通して「夏休みと地球の危機」というテーマで進めていきたいと思います。

土曜日は、

主に最近気になったことや
社会問題などに関しての内容になります。

まほうの杖を作りながら
やはり30年後の子どもたちが暮らす世の中を考えた時に、

安心して暮らしていくことが出来る状態を保てるかの
一番の根本は「自国からイノベーション」が生まれる状態か否かであると思います。

とにかく「イノベーション」というものが何なのかを、
老若男女が考える機会を作る必要があると最近すごく感じています。

そのため、今月はあと土曜日が3回あるので

2024年中に「イノベーションの授業」の下準備を行うために、
少し整理してまとめていきたいと思います。

8月17日:2種類のイノベーション

8月24日:グローバルイノベーション

8月31日:ローカルイノベーション

で進めていきたいと思います。

今日は、
ローカルイノベーションに関して考えていきます。

IT や 科学技術の発展によって、できなかったことができるようになる
「グローバルイノベーション」はある意味非常にわかりやすいです。

携帯やスマホのなかった時代と、
それが普及した今の違いを見れば変化は一目瞭然です。

プロダクトやソフトウェアを構築する基礎技術を、
社会実装に高めていくことは一般人が目にすることはなくても、
経過はある程度想像できるようなところがあります。

ただ
ローカルイノベーションは、

重要であると肌感でわかっていても、
それがじゃあ何なのかと言われると、言葉に詰まってしまう。

その上で、
少しイメージをして見たいと思います。

その街や、町に暮らしていて、
より幸福か、楽しいか。

そういう部分に対して効いてくる活動を指すと思います。

ローカルの環境において、
今までよりも「より良く」生きることを助ける活動と仕組みと工夫です。

人間が生きるのは、
あくまで物理的な環境ありきです。

世界でここにしかない技術ではなく、
既存の仕組みやつながりを現状の地域生活に対して最適な形で再配置することが、
主なローカルイノベーションだと思います。

もう少し、
具体的に考えて見ます。

例えば、
本当に貴重なコレクションが、
または社会的に貴重な地域企業が、

災害に弱い環境にあることで消失してしまうリスクにさらされているとした場合には、
そのコレクションをより安全に地域で守る仕組みを作ることは
ローカルイノベーションだと思います。

また、
地域の中で、
新しい試みを体験できるような場所を作ることは、
ローカルイノベーションのうちに入ると思います。

ずっと昔に初めてカラーテレビが登場した時に、
町の中の何とかさんの家にみんなで見せてもらいに行くみたいなことです。
その体験から子どもは先端技術に触れます。

今なら VR などのバーチャルリアリティがそれかもしれません。
新たな体験を気軽にできる場所があれば、
それは地域に新しいアイデアを生むきっかけ作りになります。

そのほかには、
地域内のさまざまな活動において中心となる人がおり、

その人の個人的な資質を持って支えられている仕組みは
身近でも結構見聞きします。

要するに全国の中で最も重要なローカルイノベーションは、
「世代交代」を促すための仕組みには違いないと感じています。

よい流れ、良い蓄積、良いネットワーク。
沢山あるも、中心人物のリタイアと共に消えてしまう。
勿体無いと思うものが、たぶん見えないだけで沢山あるのです。

https://think-region.hatenadiary.jp/entry/2022/03/16/113020

良い記事を見つけました。
流通経済大学 経済学部で経済地理学を教えている野澤先生の記事です。

分類していくとどのように特化してくか考える時に役立つと思います。

また、
最後に何か具体的な事例を探して見ます。

https://sdgs-compass.jp/column/1997


できることはそれぞれの場所場所で違うと思います。

ただ、それぞれの地域で「課題解決が必要な事柄」に着目して
その課題に向けてチームアップが必要なことは全体に共通だと思います。

ローカルイノベーションに関しては、
事例なども調べつつもっと整理していきます。

今日もたまたま、地域での事業作りの会議に参加してきましたが、
地域と共によりよい変化を作りたい意志がある人とのコミュニケーションは、
個人的にはとても楽しいなと思っています。

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