月【杖を作る理由】51/53
毎週月曜日は、杖を作る活動についてです。
11月は 全体を通して
「今年 1年を振り返る」というテーマでいきます。
「今までの活動を振り返る」なのですが、
初めて杖を作ってから2年が経過したので、
それを念頭に杖を作る理由に関して書いていきます。
先日、
久々にがっつり風邪をひいて寝ていたのですが、
寝ながら年金制度の改変に関してなど情報を小耳に挟みながら、
横になっていました。
年金はまだ多少先の話ですが、
現状は 60 歳から 70 歳まで受給開始を行える期間に幅があるとのことです。
この際にそれぞれにメリット・デメリットがあるものの、
どれだけ早くもらうかに関しては、
やはり体が「健康に動く期間」に大切なことをして時間をより多く過ごす為に
早く年金をもらう!みたいな考え方が一般的なのでは無いかと思います。
杖を作るということに関しては、
当初から「死ぬ前にやっていたいこと」を今から少しずつ行なう
というテーマで始めている活動なのですが、
確かに体が動くうちにできることをやっておくことは
その通りだよなと思います。
その上で、
考え方は本当に千差万別なので正解はないのですが、
自分的には
自分の今までの仕事の仕方や
支えてもらった環境とか経緯から言っても
「エッセンシャルワーク」は本当に尊いなと思うのです。
ちなみに、
自分もエッセンシャルワーカーです。
自分の中での捉え方はインフラもサービスも
エッセンシャルワークは「米」みたいなもので、
本当はこれが「社会の本体」なんだと思います。
そして、研究者は社会を推進する為に必要です。
研究機関で研究してくれている先生は別として、
個人的には、
研究をしながらエッセンシャルワークをして、
エッセンシャルワークをしながら研究すれば社会としては一番良いと
感じている方です。
社会的に大きな功績を残した人が
国民栄誉賞を取ることに依存はありません。
ただ、
本当に表彰したらいいと思うのは、
40代で独身でコンビニの店長をしているような人たちです。
本当に、まとめて労って欲しい。
ずらっと並べて表彰状とかをあげて欲しいなと思います。
個人的に最終的に
ライフワークという言葉に違和感を感じるのは、
「輝く場所はほら、非エッセンシャルワークの中にあなたの好きがありますよ」
よう言うような匂いを感じるからです。
別に日本一になろうとなるまいと、
その仕事の中になんらか楽しさを見つけて、社会の流れを支えているような人が本当に大切にされて欲しいなと思います。(自分含めて)
だから、
自分が本当に「死ぬ前にやっていたいこと」は隙間で
お金になるかを関わらずに継続して研究していくことが
自分の中で育て方として、
自分にも社会にもいい関係なのだと感じているのです。
60 歳になって体が元気なうちに年金もらわないと
本当の意味で人生がエンジョイできないと言うのも
何か同じような匂いを感じるのですよね。
もちろん、
もっと仕事を早く辞めればよかったと言うのもあると思う。
仕事は資本家に搾取されるだけの行動だと言うような
意見であっても、それはそれで正しいと思います。
立って、見た、場所場所の正しさです。
ただ、
やはり今行っている仕事と
自分の中の「研究」との良い位置を考えた時に
自分の中では
今の「まほうの杖の進め方」になるのかなと
改めて感じました。
本当に、
人の感じ方それぞれの部分ですので、
あくまで個人的な感想として
お読みいただければ幸いです。